そろそろ土鍋の季節、ということで土鍋の手入れの仕方

そろそろ土鍋の季節、ということで土鍋の手入れの仕方





そろそろ鍋料理の増えてくる今日この頃。

秋も深まり、心から温まる
鍋料理の冬にさしかかってきました。

我が家では週に３・４回は
鍋料理に食べています。

結婚当初から使っていた鍋は、
昨シーズンの終わり頃に
引退となり、
今年の鍋料理には新人の土鍋さんが
大活躍の予定です。

以前の土鍋さんは
嫁さんが結婚前から使っていた物で、
早十年以上使っていたようです。

その土鍋は、
使うたびにひび割れが増え、
所々欠けてしまい、
その破片が料理の中にも混じるようになったので、
嫁さんが思い切って買い替えしていました。


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どうやら日本製で安い商品を、
イオンで見つけたとのこと。

おまけに5パーセントオフの日だったので、
背中を後押しされたようです。


そして先日、土鍋がコンロに置いてあるので、
てっきり、その日は鍋料理だと思い

「今日は何鍋？」　　

と聞くと

「鍋料理ではなくて、
　使う前に小麦粉を溶かした水を沸騰させただけ」

とのこと。

なぜか聞くと、
本人もよく分かっていないようでした。





全く理解できない行動だったので調べてみると
嫁さんの謎の行動は、
鍋の手入れの方法の一つだったようです。


土鍋を買って、初めて使うときは
おかゆを炊いたり野菜くずを
炊いたりするそうです。

この一連の作業を
「目止め」
というそうです。



土鍋は火にかけるものなので、
特にその点を重視して
色んなところ(土、釉薬等)に
工夫が凝らしてあるそうです。

ちょっと物理の勉強のおさらいになりますが、
基本的に熱を加えると
物は「膨張」します。

土鍋の原料である土も同じです。
しかし、土の粒子が詰まっていると
熱膨張した時に
土鍋さんが割れる原因になります。

そのため土鍋などの耐熱陶器は、
できるだけ粒子が詰まらないように工夫して
加熱使用時の「割れ」を防いでいるそうです。

極端な表現をすれば
土鍋は隙間だらけと言うことなのだそうです。

だから新品で購入したときは、
その対策として、
隙間を埋めるために
「おかゆ」や「野菜のクズ」を
炊いて隙間を埋めてください
とのことのようです。

なるほど納得しました。

ちょっと学生気分に戻って勉強したので、
幾らか賢くなった気がします。





ちなみに、
久々に土鍋を出してきて使うときも
「目止め」をすると、
料理の味にいい影響があるようです。

しばらく使わずに乾燥すると、
また隙間が出来てしまうのかもしれません。

また、長年使ってひび割れてきたときも、
「目止め」を行うことで、
更に長持ちするそうです。

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しばらくは土鍋さんが大活躍でしょうが、
鍋をしばらく使わずに仕舞っておくときは、
しっかり乾燥させてから、
箱などに入れずにそのまま保管がいいようです。

土鍋は原材料が土なので、
製品になっても自らが呼吸しているそうです。

だから、箱などに入れて仕舞うと、
呼吸が出来なくなり
カビの原因になるそうです。

余計なひと手間が増えてしまうので、
仕舞い方にも気をつけたいですね。


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タグ：土鍋 鍋ネコさん 土鍋の手入れ 目止め 鍋 なべ 鍋料理 おでん

コメント 2

(〃ﾟдﾟ；A　ｱｾｱｾ…
まったく知りませんでした～
これから寒くなりますし　使うときは多くなりそうですからね！
勉強になったので　使う前　使った後はしっかりと覚えたことを実行したいと思います。
by 原みつる (2015-11-27 20:38) 

原みつるさん、コメントありがとうございます。
私も嫁さんが、土鍋の手入れを始めるまでは、知りませんでした。
身近な道具は長く大切に使いたいものなので、
手入れにも気を使っていきたいですね。
かび臭い土鍋で、鍋料理なんて嫌ですもんね！！
by wajifudou0123 (2015-11-28 21:09)