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歯ブラシがなくてもできる、３つの口腔ケア　[子供たち] [編集]

歯ブラシがなくてもできる、３つの口腔ケア

先日発生した、熊本地震。

大きな災害時には、
避難所生活を強いられ、
口腔内のケアも疎かにされがち。

でも、一見関連がないようでも、
口腔ケアを怠ることで、
生命の危険に晒されることもあるので、
無視はできません。

また、被災時は歯ブラシが無いことも
十分考えられます。

その状況は、
子供の口腔ケアにも
応用のできる方法です。

今回は、
小さな子供の口腔ケアと
災害時の口腔ケアについて
調べたことを
まとめてみたいと思います。

そういえば、
６月４日は、虫歯予防の日。

６月４日～１０日までは、
「歯と口の健康週間」だそうです。

ところが我が家の子供たちは、
歯磨きがあまり好きではありません。

幸いにも、
まだ虫歯はないようですが、
いつできるとも分かりません。

病気や怪我は
予防が肝心ですからね！

しかし、我が家の子供たちは
まず自分から歯磨きをしようとは
しませんし、
親が歯磨きを促しても、
返事だけでなかなか行動に
移ろうともしません。

一番最悪なのは、
遊び疲れて、歯磨きせず、
睡魔に負けて眠ってしまうこと。

こうなるともう、
どうにもなりません。

ということで、
本来は災害時の避難所生活などで、
歯ブラシが無い状況での、
口腔ケアについて調べましたが、
歯磨きができないときの
応急処置としても活用できそうなので、
３つの方法を以下にまとめてみました。

　「指磨き」の方法

①　ハンカチやウェットティッシュを、
　　水でしっかりと濡らして、
　　人差し指に巻きつける

②　歯と垂直になるように
　　押し当ててこする

③　普段、歯ブラシで歯を磨いている
　　順番・要領で磨く

　「ブクブクうがい」の方法

①　コップの水を少しずつ口に含み、
　　３，４回ブクブク音が出るように
　　うがいする

②　２，３回繰り返す

③　毎食後、すぐに行う

※毎食後が難しい場合は、寝る前に
　指磨きと併用する

※上を向いて行う、ガラガラうがいは
　誤嚥の危険性があるので行わない

　「唾液マッサージ」の方法

①　耳の下、頬、顎の下を揉んだり
　　押したりしてマッサージする

②　５～１０回繰り返す

③　口の中の保湿を意識して、
　　口を閉じておく癖をつける

※口を閉じておくことで、
　細菌感染を防ぐ効果を期待できます

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どれもそれほど手間のかかることでは
無さそうです。

大災害のときなどは、
避難生活が長くなり、
歯ブラシや水などが不足し、
口腔内を清潔に保つことが
難しくなりやすいです。

歯磨きをしなかったからといって、
すぐに生命の危機となるとは
誰も考えていないでしょう。

しかし、たった一晩、
歯磨きを怠るだけで、
口の中には細菌が繁殖し、
虫歯や歯周病、
口臭などが悪化します。

阪神淡路大震災や
東日本大震災などの
過去の大災害では、
長引く避難所生活で
口の中や入れ歯が
不衛生になっていることなどによって、
免疫力が低下し、
高齢の方を中心に、
誤嚥性肺炎になってしまうことが
多かったそうです。

肺炎から命を落とすことも
ありますので、
いつでも口腔ケアを怠らないよう、
意識を高く持つ必要がありますね！

この点は、
子供たちにも少しずつ、
教え伝えていきたいと思います。

口の中の細菌の繁殖を防ぎ、
清潔を保つためには、
歯磨きとうがい、
保湿を保つ（乾燥を防ぐ）ことが
大切です。

避難所生活などで、
ストレスが高まると、
唾液の分泌が少なくなりがち。

この唾液は、
口の中の汚れを洗い流したり、
抗菌作用もあるし、
消化を助けてくれる役割もあります。

思っていたよりも唾液って
大事なんですね！

よく噛んで食べ、
マッサージをして
唾液の分泌を促して、
口腔ケアに繋げましょう。