混合診療と混合介護の違いについて [リハビリの仕事]
混合診療と混合介護の違いについて
そもそも、
混合診療というものと
混合介護というものを知っている人が
どれくらいいるんでしょうか？
医療にかかわる仕事でもしていない限り、
普段あまり耳にすることのない
言葉であろうと思います。
でも、
いつかは関わりを持つことになる
言葉だと思うので、
今回取り上げてみます。
ちなみに私は、
混合診療については
時々耳にすることがありましたが、
混合介護については、
このたび初めて耳にしました。
それくらい世間一般には
まだまだ浸透していない言葉
なんでしょうね。
■まずは、混合診療について
これは、健康保険（医療保険）での医療と
自費での医療を併用することをいう。
別の言い方をすれば、
保険診療と保険外診療の併用ということ。
保険外診療とは、
わかりやすいのは日本国内では
未承認の薬を使うことなど。
先進医療で、まだ保険適用外のものや、
出産にかかわる費用、
健康診断や美容整形的手術、
回数制限のある診療に対して、
回数以上の診療を行うことなどが
保険外診療となると思います。
ただし、保険外診療に関しては、
一部例外もあるので、
ひと括りには出来ないので、
要注意です。
ここでは、保険診療と保険外診療がある
という認識で十分です。
そして、保険診療と保険外診療の
併用は基本的に認められていない
ということがここでは重要です。
■続いて、混合介護について
これは、基本的には混合診療と
考え方は同じです。
介護保険で賄われるサービスと、
それ以外のサービスの併用のことをいいます。
ただし混合医療と違う点は、
介護保険内サービスと、
保険外サービスを明確に区分していれば、
併用は容認されるという点です。
混合医療の場合は、
基本的に認められていませんでしたが、
混合介護の場合は、
多少条件はありますが
基本的には認められている点が大きく違います。
けれど実際には、
明確に区分できないケースも多々あるので、
グレーゾーンが多く、
混合介護を実施しているケースは
少ないのではないでしょうか。
■今後の混合介護について
今後、どのような方向に変化していくか、
行政の意向もあるので分かりませんが、
混合介護は、
事業者にとっても、
利用者にとってもメリットのある
制度だと思います。
ひとつの例ですが、
訪問介護の現場でよく聞く話として、
利用者さん本人の食事は、
用意できるけど、
同居している家族の分まで
用意できないとのこと。
準備の手間を考えれば、
一人分であっても
複数人数分であっても、
それほど大きな違いはないかと
思います。
けれど、
現状では利用者さん本人分しか
用意できていないことが多いようです。
多少費用がかかっても、
同居する家族分も用意してもらえると、
同居家族は、助かります。
事業者としても、
用意する手間はそれほど変わらないけれど
混合介護分の費用が請求できるなら、
収益アップに繋がるので、
良いことだと思います。
このような話は、
ほかにもいくつもあります。
事業者の収益アップは、
ヘルパーさんたちの
賃金アップにも繋がると思います。
誰にとっても良いことなので、
せっかく認められている制度なので
有効に利用してほしいものです。
今後、高齢者が増えていくことは、
誰もが納得の現実でしょう。
それに伴って、
介護サービスを担う人材も
増やしていく必要があります。
けれど、
介護報酬を際限なく増やしていくことは
困難です。
かといって、
保険料や自己負担割合を
引き上げていくことにも限界があります。
本当に必要ならば、
保険外のサービスの併用を積極的に活用し、
利用者や家族にとっての生活の質、
事業者にとってのサービスの質、
それらの質の向上を図って、
画一的な福祉の制度を
柔軟に対応できるように
なってほしいですね。
そうすることで、
介護分野が経済成長に寄与でき、
みんなにとって幸せなことではないでしょうか。
やっぱり混合介護は、
今後の介護分野の問題を解決する
糸口になるのではないでしょうか？
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混合診療というものと
混合介護というものを知っている人が
どれくらいいるんでしょうか？
医療にかかわる仕事でもしていない限り、
普段あまり耳にすることのない
言葉であろうと思います。
でも、
いつかは関わりを持つことになる
言葉だと思うので、
今回取り上げてみます。
ちなみに私は、
混合診療については
時々耳にすることがありましたが、
混合介護については、
このたび初めて耳にしました。
それくらい世間一般には
まだまだ浸透していない言葉
なんでしょうね。
■まずは、混合診療について
これは、健康保険（医療保険）での医療と
自費での医療を併用することをいう。
別の言い方をすれば、
保険診療と保険外診療の併用ということ。
保険外診療とは、
わかりやすいのは日本国内では
未承認の薬を使うことなど。
先進医療で、まだ保険適用外のものや、
出産にかかわる費用、
健康診断や美容整形的手術、
回数制限のある診療に対して、
回数以上の診療を行うことなどが
保険外診療となると思います。
ただし、保険外診療に関しては、
一部例外もあるので、
ひと括りには出来ないので、
要注意です。
ここでは、保険診療と保険外診療がある
という認識で十分です。
そして、保険診療と保険外診療の
併用は基本的に認められていない
ということがここでは重要です。
■続いて、混合介護について
これは、基本的には混合診療と
考え方は同じです。
介護保険で賄われるサービスと、
それ以外のサービスの併用のことをいいます。
ただし混合医療と違う点は、
介護保険内サービスと、
保険外サービスを明確に区分していれば、
併用は容認されるという点です。
混合医療の場合は、
基本的に認められていませんでしたが、
混合介護の場合は、
多少条件はありますが
基本的には認められている点が大きく違います。
けれど実際には、
明確に区分できないケースも多々あるので、
グレーゾーンが多く、
混合介護を実施しているケースは
少ないのではないでしょうか。
■今後の混合介護について
今後、どのような方向に変化していくか、
行政の意向もあるので分かりませんが、
混合介護は、
事業者にとっても、
利用者にとってもメリットのある
制度だと思います。
ひとつの例ですが、
訪問介護の現場でよく聞く話として、
利用者さん本人の食事は、
用意できるけど、
同居している家族の分まで
用意できないとのこと。
準備の手間を考えれば、
一人分であっても
複数人数分であっても、
それほど大きな違いはないかと
思います。
けれど、
現状では利用者さん本人分しか
用意できていないことが多いようです。
多少費用がかかっても、
同居する家族分も用意してもらえると、
同居家族は、助かります。
事業者としても、
用意する手間はそれほど変わらないけれど
混合介護分の費用が請求できるなら、
収益アップに繋がるので、
良いことだと思います。
このような話は、
ほかにもいくつもあります。
事業者の収益アップは、
ヘルパーさんたちの
賃金アップにも繋がると思います。
誰にとっても良いことなので、
せっかく認められている制度なので
有効に利用してほしいものです。
今後、高齢者が増えていくことは、
誰もが納得の現実でしょう。
それに伴って、
介護サービスを担う人材も
増やしていく必要があります。
けれど、
介護報酬を際限なく増やしていくことは
困難です。
かといって、
保険料や自己負担割合を
引き上げていくことにも限界があります。
本当に必要ならば、
保険外のサービスの併用を積極的に活用し、
利用者や家族にとっての生活の質、
事業者にとってのサービスの質、
それらの質の向上を図って、
画一的な福祉の制度を
柔軟に対応できるように
なってほしいですね。
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ご訪問ありがとうございます。
言葉は知りませんでしたが、内容は聞いたことがありますね。
勉強になりました。
by KINYAN0829 (2016-12-18 14:51)
KINYAN0829さま、ご訪問ありがとうございます。
医療や介護の現場で働いていても、分からないことだらけです。
少しずつ学んだことを、メモ代わりにまとめていきますので、
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
by wajifudou0123 (2016-12-20 23:32)