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どんぐり銀行?!、「どんぐり」の有効活用について考える [子供たち]

どんぐり銀行?!、「どんぐり」の有効活用について考える


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先日も、近所のちょっと大き目の公園に
遊びに行っていたときのこと。

子供たちがどこからか、
どんぐりを拾ってきました。

割れや虫食いのないキレイなどんぐりなら、
持って帰ってもいいかな、
と思っていたけれど、
今の時期(春)のどんぐりは、
どれも持ち帰り不合格。

やはり、
持って帰るなら秋の頃の
落ちたばかりのどんぐりでないと
色々と不安でしょうがありません。

そこで、
まだどんぐり拾いの時期には早いのですが、
拾ってきたどんぐりの有効活用について
調べてみました。








 ■どんぐり拾いで金銭教育

拾い集めた「どんぐり」の通帳をつくり
管理して払い戻しも出来る緑化活動。
「どんぐり銀行」という仕組みを知ってますか?



拾ってきたどんぐりの活用方法は
いくつもあると思いますが、
今回は大量に拾ってきても、
それなりに有効活用できそうな方法を
見つけたので、
自分の考えも交えつつ、
少し掘り下げてみました。




 ■「どんぐり銀行」って聞いたことありますか?

どこかの地方銀行みたいな名前ですよね!
私も初めて聞いた時には、
どこかの銀行の支店名かと思いました。

私も口座を持っている楽天銀行(旧イーバンク)は、
支店名にサルサ支店とかジャズ支店とか、
ロック支店、サンバ支店、オペラ支店とかとか。

結構ユニークな支店名がたくさん並んでいます。

だからどんぐり銀行も、
その類かと思ってしまいましたが、
調べてみると
普通の銀行とはちょっと違っていました。




 ■どんぐり銀行は「どんぐり」を預ける銀行

どんぐり銀行は、
お金の代わりにどんぐりを預ける銀行でした。

ちなみに払い戻しは「どんぐり」ではありません。

主に預かったどんぐりを苗木に育てて、
その苗木を払い戻してもらったり、
代理で植樹してもらったりするようです。

ほかにもどんぐり関連のシールや絵本などの
グッズにも払い戻しが出来るようです。

預かった「どんぐり」を育てる部分は
本当の銀行の利息に相当する部分でしょうかね。



しかし、主な仕組みは
集めた「どんぐり」を
苗木と交換できるという
緑化目的のシステムになっているようです。



はじめのきっかけはただの遊びかもしれませんが
子どもたちに貯める喜びを味わってもらったり、
預けたものが増えたり変化したりする
銀行の仕組みをほんの少し分かってもらえる
というメリットがあります。









 ■どんぐり銀行ってなに?


そもそもどんぐり銀行自体を
知らないという方が多いと思いますので、
仕組みをもう少し掘り下げて説明してみます。



どんぐり銀行では、
公園などで拾った「どんぐり」を持っていくと、
コナラ、ミズナラ、カシ類などのどんぐり1個を
1D(ドングリ)として預け入れることができ、
通帳を発行してもらうことができます。

またどんぐりの種類によっては
特定の大きい品種のどんぐりは10Dとして、
預け入れることができるようです。



ただし、どんなドングリでも
預け入れできるわけではなく、
傷がないとか、
虫食いがないとか、
カビていないとか
ある程度条件をクリアした「どんぐり」が
預け入れの対象です。

それもそのはず。

どんぐり銀行のサイトの説明では、
預け入れられた
「どんぐりは自然の中で
 大切に育てて苗木にしますので、
 お預かりできるどんぐりは
 新鮮なものに限らせていただきます」
とのこと。

発芽しないであろう、
苗木にならない「どんぐり」は
預け入れられない
ということですね。


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 ■預け入れ方法は?

持参か郵送の2種類で、
持参する場合は
全国のどんぐり共和国(どんぐり銀行出張所)に持っていき、
郵送する場合はどんぐり銀行本店に送付します。

「どんぐり」はあらかじめ数を数えてから
預け入れましょう。

どんぐり銀行では本当の銀行のように、
どんぐりの数までは数えてくれません。



貯金箱に小銭を貯めていて、
いざどの位貯まったのか、
数えてみようと思ったことはありませんか?

そんな時は、
銀行に預け入れてみましょう。

そうすれば、窓口の自動計数器?で
小銭の総量を計測して、
貯めた金額を数えてくれます。


同じようにどんぐりも、
数を数えてくれるのかと思いきや、
そこは本当の銀行とは違っていました。

預け入れるどんぐりの数は、
予め自分で数えておく必要があります。



もし既に通帳を持っているなら、
通帳も持参しましょう。

郵送も受け付けているようですが、
子供たちの経験のためには、
最寄のどんぐり銀行の出張所を調べて、
持ち込んでみるといいと思います。

どんぐり共和国
どんぐりガーデン

ちなみに私の住む地域には、
廿日市のゆめタウンに、
どんぐり共和国があるので、
一度いってみようと思います。





 ■年に1回の払い戻し

時期になると100Dで苗木1本と交換することができます。

苗木は自分の家の庭に植えてもいいですし、
植えるところがなければどんぐり銀行本店で
山に植樹してもらうこともできます。

その苗が成長してやがて森になっていくため、
子どもたちがどんぐり集めを楽しみながら
緑化活動にも参加できるというのが
どんぐり銀行の特徴です。

また、苗木以外にも、
どんぐりに関連したシールや絵本などの
グッズに交換してもらうこともできるようです。

ただ、子供たちはのめり込むと、
とことん集めまくるでしょうから、
この記事の内容を子供たちに話すときには、
あちこちでどんぐり拾いをするハメになることを
覚悟した方がよいと思います。

我が家では、
普段から兄弟三人ともが、
どんぐり集めに精を出しているので、
どんぐり銀行のことを教えると、
どうなるか恐ろしくて
まだ教えることが出来ていません。




 ■「貯める喜び」を味わうことができる


私は経験がありませんでしたが、
嫁さんは小学生のころ、
どんぐり銀行にどんぐりを
預け入れたことがあるそうです。

黙々とただひたすらに、
どんぐり集めに没頭するのも楽しかったそうですが、
意外と印象に残っているのが
「貯める喜び」を味わえたことだそうです。

こつこつと集めたどんぐりは、
通帳に記帳され数字として残ります。

努力の結晶が目に見える形で数字化されるので、
それを見て「こんなに貯まったのか」
と喜んだとのことです。




 ■自分で通帳を作って管理する


子ども名義の銀行口座を作っている家庭
はたくさんあると思いますが、
子どもが小さいうちは
親が通帳を管理しているケースが殆どですよね。

しかしどんぐり銀行は、
まだ通帳を管理できない年齢の子どもでも、
自分で通帳を作って
管理することができます。

どんぐり銀行で発行してもらえる通帳は、
普通の銀行で発行している通帳と似ているため
臨場感があり、
払い戻しができるなど
仕組みも一般の銀行に似ています。


また、子供は大人の真似をしたがるもの。

通帳も本物と似ているのなら、
大人と同じように通帳の管理も経験できるため、
それだけで子供たちは
喜んでくれるのではないでしょうか。



 ■貯めて管理するという経験

遊びとして手軽に始められる一方で、
子どもたちに「貯める喜び」を
味わってもらうことができたり、
小さいころから何かを貯めて管理する
という経験ができるようになるというのが
どんぐり銀行の魅力なんです。

大切なものを
自分で責任を持って管理する。

それだけで大人への第一歩を
踏み出したことになるのではないでしょうか。

本物の銀行の仕組みを知る前に、
どんぐり銀行を通して仕組みが
理解できるようになっている点も
おもしろいですよね。




 ■まとめ


自然の中で遊んだり、
緑化活動に貢献する以外にも、
何かを貯めて管理するという
経験ができるどんぐり銀行。

ぜひこの仕組みを利用して、
子どもたちに「貯める喜び」と
大人と同じような責任について、
味わってもらいませんか?

こつこつ貯めることが楽しい
と思ってくれたら、
きっと将来もしっかり貯金するクセが
身につくはずです!

親として将来が楽しみになってきますよね!!







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ぼんぼちぼちぼち

へー、どんぐり銀行、有意義なシステムでやすね。
特に子供にとってはさまざまな学習ができやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2017-04-21 21:34) 

wajifudou0123

ぼんぼちぼちぼちさん、コメント&niceをありがとうございます。
どんぐり銀行って、本当に面白いし有意義な仕組みだと思います。
これで子供たちが「どんぐり」を拾いすぎても、有効活用できるので
助かりました。
今度は、実際に預け入れたときの様子を、まとめてみたいと思います。
by wajifudou0123 (2017-04-22 16:09) 

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