クワガタムシの越冬の準備について:wajifudou産の日記:SSブログ
SSブログ

クワガタムシの越冬の準備について [カブトムシ]

クワガタムシの越冬の準備について

838469.jpg

山が近くにある我が家では、
夏の夜の玄関先に、
カブトムシやクワガタムシが
飛んできていることがあります。

当然、昆虫好きの子供たちは、
捕まえて飼育ケースに入れて、
クワガタムシたちをひと夏の間、
観察しながら世話をしています。

けれど、徐々に気温が下がり、
秋も深まってくると、
カブトムシは当然の事、
越冬可能なクワガタムシも
徐々に死んでしまいます。

ある日、子供たちにクワガタムシの
越冬について説明すると、
クワガタムシを見つけた時と
同じくらいの輝きを見せていました。

ということで、
今年捕まえたクワガタムシは
すでに死んでしまいましたが、
来年以降、
クワガタムシを越冬させられるよう
準備できることは何なのか、
調べてみました。




 ■冬に冬眠はさせた方が良いのか

越冬する種類のクワガタも
屋内飼育をしていると、
さほど寒い環境で過ごすことには
ならないと思います。

昆虫嫌いのご家庭では、
屋内飼育は禁止されているかもしれません。

我が家も基本的には屋外飼育です。

時には玄関にて
飼育していることもありますが。


仮に屋内飼育を基本とする場合、
あえて越冬する時と同じ寒い環境に置いて
冬眠させたほうが良いのでしょうか?

あくまで個人的な見解ですが
私は冬眠はさせた方が
長生きはするのではないかと
考えています。

クワガタムシに限らず、
生物の多くは体力を使えば
その分だけ寿命は縮みます。

ですので長生きをさせることが目的であれば、
冬の間は冬眠をさせて、
無駄に体力を消耗させない方が、
結果的に長命となるのではないでしょうか。



 ■越冬のための準備は?

冬には冬眠をさせた方が長生きし易い。

今回はこの考えを前提として、
調べたことをまとめていきたいと思います。

飼育ケースMサイズ(やや大きめ)に
オガ粉やマットをケースに半分以上敷きつめて、
その上に越冬させたいクワガタムシを置きます。

その上から大きめの板を置き、
更にその上からまたマットを敷きます。

そして転倒防止材とエサを置きます。

オガ粉やマットをやや多めに入れるのは、
多めの方がより寒さをしのげると
考えるからです。

この時のマットは、
市販のものでもいいと思いますし、
自然に近い環境を考えるなら、
腐葉土や木くずなどを
利用してもいいのではないでしょうか。

エサや転倒防止材を入れておくのは、
すぐに冬眠に入らずに、
這い出てきてしまう
そんな場合の事を考えての事です。




 ■冬眠中なのか、
  死んでいるのか判断できない時は?

これも飼育を始めたばかりの方は
気になる事だと思います。

まず、弱っている時のよくある傾向を
幾つかご紹介致します。

①間接が弱る(手足がぶらぶらする)
②関節が弱る(首と胴体がぶらぶらする)
③アゴの間に何か入れても(指とか)挟まない
 挟んだとしても弱々しい

こんな感じです。
冬眠中でも起こして触ったりした場合は、
元気な時は上記のようにはなりません。

なので、クワガタムシの反応を見た上で、
上記のような感じの場合は
弱っている可能性もあります。

しかし冬眠中は
寒い時期でもあると思いますので、
そもそも動きは活発ではないので、
暖かい頃ほどは動きは
良くないかもしれません。

ちなみに死んだふりをしている時は、
手足を縮めて
体を小さく見えるようにします。



 ■冬眠中に気をつける事とは

冬眠中に気をつける事は
どういった事があるでしょうか。

もっとも大切だろうことは、
温度管理だと思います。

例えば、冬は寒いという事で、
突然10℃以下の環境に置いてみたりする
ということはあまりよくありません。

急激な温度変化はNGです。

私たち人間でも、
急激に寒くなったりすると、
体調を崩したりしますよね。

クワガタムシも生物なので、
急激な温度変化は
堪えると思います。

もうひとつ、暖かい状況が続くと
マットの中に潜らず、
表面に出てきてしまい、
エサを食べたりしてしまいます。

こうなりますと、結果として
冬眠状態にはならないと思います。

目安の温度管理は、
野外同様に少しづつ温度を下げていき、
クワガタムシに冬眠体制に入ってもらい、
最終的には15℃以下まで下げましょう。

あとは適度な湿度も必要だと思います。

飼育マットの表面が乾燥しない程度に、
時々霧吹きなどで湿度を保ってあげましょう。



クワガタの越冬に関するあれこれ まとめ

1 越冬する種類のクワガタは
  冬場には冬眠させてあげた方が長生きし易い
2 冬眠をさせたい場合は
  冬眠のための準備をしてあげる
3 元気なクワガタは
  冬眠中も起こせばしっかりと反応する
4 急激な温度変化は避ける
 (温度は徐々に下げ、徐々に上げる)




関連記事はこちらから ↓↓

「カブトムシに卵を産ませるには?」 はこちらへ

「カブトムシの幼虫に餌は必要か?いったい何を食べているのか?」 はこちらへ

「カブトムシの幼虫を通して、昆虫たちとの共存共栄について考える」はこちらへ

「カブトムシの幼虫のオス・メスの見分け方 重さ 大きさ 模様で判断できる!」 はこちらへ

「カブトムシの幼虫の育て方 腐葉土の使い方と糞の利用方法」 はこちらへ

ちょっとでも応援しようかなと思った方は、
以下のランキングボタンを
ポチポチっと押して頂けると嬉しいです♪
それが私の励みになります。
もちろんコメントも大歓迎です!!

にほんブログ村 子育てブログ 3人兄弟へ
にほんブログ村


育児・3人兄弟/姉妹 ブログランキングへ


nice!(12)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 12

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。