クワガタムシの越冬の準備について [カブトムシ]
クワガタムシの越冬の準備について
山が近くにある我が家では、
夏の夜の玄関先に、
カブトムシやクワガタムシが
飛んできていることがあります。
当然、昆虫好きの子供たちは、
捕まえて飼育ケースに入れて、
クワガタムシたちをひと夏の間、
観察しながら世話をしています。
けれど、徐々に気温が下がり、
秋も深まってくると、
カブトムシは当然の事、
越冬可能なクワガタムシも
徐々に死んでしまいます。
ある日、子供たちにクワガタムシの
越冬について説明すると、
クワガタムシを見つけた時と
同じくらいの輝きを見せていました。
ということで、
今年捕まえたクワガタムシは
すでに死んでしまいましたが、
来年以降、
クワガタムシを越冬させられるよう
準備できることは何なのか、
調べてみました。
■冬に冬眠はさせた方が良いのか
越冬する種類のクワガタも
屋内飼育をしていると、
さほど寒い環境で過ごすことには
ならないと思います。
昆虫嫌いのご家庭では、
屋内飼育は禁止されているかもしれません。
我が家も基本的には屋外飼育です。
時には玄関にて
飼育していることもありますが。
仮に屋内飼育を基本とする場合、
あえて越冬する時と同じ寒い環境に置いて
冬眠させたほうが良いのでしょうか?
あくまで個人的な見解ですが
私は冬眠はさせた方が
長生きはするのではないかと
考えています。
クワガタムシに限らず、
生物の多くは体力を使えば
その分だけ寿命は縮みます。
ですので長生きをさせることが目的であれば、
冬の間は冬眠をさせて、
無駄に体力を消耗させない方が、
結果的に長命となるのではないでしょうか。
■越冬のための準備は?
冬には冬眠をさせた方が長生きし易い。
今回はこの考えを前提として、
調べたことをまとめていきたいと思います。
飼育ケースMサイズ(やや大きめ)に
オガ粉やマットをケースに半分以上敷きつめて、
その上に越冬させたいクワガタムシを置きます。
その上から大きめの板を置き、
更にその上からまたマットを敷きます。
そして転倒防止材とエサを置きます。
オガ粉やマットをやや多めに入れるのは、
多めの方がより寒さをしのげると
考えるからです。
この時のマットは、
市販のものでもいいと思いますし、
自然に近い環境を考えるなら、
腐葉土や木くずなどを
利用してもいいのではないでしょうか。
エサや転倒防止材を入れておくのは、
すぐに冬眠に入らずに、
這い出てきてしまう
そんな場合の事を考えての事です。
■冬眠中なのか、
死んでいるのか判断できない時は?
これも飼育を始めたばかりの方は
気になる事だと思います。
まず、弱っている時のよくある傾向を
幾つかご紹介致します。
①間接が弱る(手足がぶらぶらする)
②関節が弱る(首と胴体がぶらぶらする)
③アゴの間に何か入れても(指とか)挟まない
挟んだとしても弱々しい
こんな感じです。
冬眠中でも起こして触ったりした場合は、
元気な時は上記のようにはなりません。
なので、クワガタムシの反応を見た上で、
上記のような感じの場合は
弱っている可能性もあります。
しかし冬眠中は
寒い時期でもあると思いますので、
そもそも動きは活発ではないので、
暖かい頃ほどは動きは
良くないかもしれません。
ちなみに死んだふりをしている時は、
手足を縮めて
体を小さく見えるようにします。
■冬眠中に気をつける事とは
冬眠中に気をつける事は
どういった事があるでしょうか。
もっとも大切だろうことは、
温度管理だと思います。
例えば、冬は寒いという事で、
突然10℃以下の環境に置いてみたりする
ということはあまりよくありません。
急激な温度変化はNGです。
私たち人間でも、
急激に寒くなったりすると、
体調を崩したりしますよね。
クワガタムシも生物なので、
急激な温度変化は
堪えると思います。
もうひとつ、暖かい状況が続くと
マットの中に潜らず、
表面に出てきてしまい、
エサを食べたりしてしまいます。
こうなりますと、結果として
冬眠状態にはならないと思います。
目安の温度管理は、
野外同様に少しづつ温度を下げていき、
クワガタムシに冬眠体制に入ってもらい、
最終的には15℃以下まで下げましょう。
あとは適度な湿度も必要だと思います。
飼育マットの表面が乾燥しない程度に、
時々霧吹きなどで湿度を保ってあげましょう。
クワガタの越冬に関するあれこれ まとめ
1 越冬する種類のクワガタは
冬場には冬眠させてあげた方が長生きし易い
2 冬眠をさせたい場合は
冬眠のための準備をしてあげる
3 元気なクワガタは
冬眠中も起こせばしっかりと反応する
4 急激な温度変化は避ける
(温度は徐々に下げ、徐々に上げる)
関連記事はこちらから ↓↓
「カブトムシに卵を産ませるには?」 はこちらへ
「カブトムシの幼虫に餌は必要か?いったい何を食べているのか?」 はこちらへ
「カブトムシの幼虫を通して、昆虫たちとの共存共栄について考える」はこちらへ
「カブトムシの幼虫のオス・メスの見分け方 重さ 大きさ 模様で判断できる!」 はこちらへ
「カブトムシの幼虫の育て方 腐葉土の使い方と糞の利用方法」 はこちらへ
ちょっとでも応援しようかなと思った方は、
以下のランキングボタンを
ポチポチっと押して頂けると嬉しいです♪
それが私の励みになります。
もちろんコメントも大歓迎です!!
にほんブログ村
育児・3人兄弟/姉妹 ブログランキングへ
山が近くにある我が家では、
夏の夜の玄関先に、
カブトムシやクワガタムシが
飛んできていることがあります。
当然、昆虫好きの子供たちは、
捕まえて飼育ケースに入れて、
クワガタムシたちをひと夏の間、
観察しながら世話をしています。
けれど、徐々に気温が下がり、
秋も深まってくると、
カブトムシは当然の事、
越冬可能なクワガタムシも
徐々に死んでしまいます。
ある日、子供たちにクワガタムシの
越冬について説明すると、
クワガタムシを見つけた時と
同じくらいの輝きを見せていました。
ということで、
今年捕まえたクワガタムシは
すでに死んでしまいましたが、
来年以降、
クワガタムシを越冬させられるよう
準備できることは何なのか、
調べてみました。
■冬に冬眠はさせた方が良いのか
越冬する種類のクワガタも
屋内飼育をしていると、
さほど寒い環境で過ごすことには
ならないと思います。
昆虫嫌いのご家庭では、
屋内飼育は禁止されているかもしれません。
我が家も基本的には屋外飼育です。
時には玄関にて
飼育していることもありますが。
仮に屋内飼育を基本とする場合、
あえて越冬する時と同じ寒い環境に置いて
冬眠させたほうが良いのでしょうか?
あくまで個人的な見解ですが
私は冬眠はさせた方が
長生きはするのではないかと
考えています。
クワガタムシに限らず、
生物の多くは体力を使えば
その分だけ寿命は縮みます。
ですので長生きをさせることが目的であれば、
冬の間は冬眠をさせて、
無駄に体力を消耗させない方が、
結果的に長命となるのではないでしょうか。
■越冬のための準備は?
冬には冬眠をさせた方が長生きし易い。
今回はこの考えを前提として、
調べたことをまとめていきたいと思います。
飼育ケースMサイズ(やや大きめ)に
オガ粉やマットをケースに半分以上敷きつめて、
その上に越冬させたいクワガタムシを置きます。
その上から大きめの板を置き、
更にその上からまたマットを敷きます。
そして転倒防止材とエサを置きます。
オガ粉やマットをやや多めに入れるのは、
多めの方がより寒さをしのげると
考えるからです。
この時のマットは、
市販のものでもいいと思いますし、
自然に近い環境を考えるなら、
腐葉土や木くずなどを
利用してもいいのではないでしょうか。
エサや転倒防止材を入れておくのは、
すぐに冬眠に入らずに、
這い出てきてしまう
そんな場合の事を考えての事です。
■冬眠中なのか、
死んでいるのか判断できない時は?
これも飼育を始めたばかりの方は
気になる事だと思います。
まず、弱っている時のよくある傾向を
幾つかご紹介致します。
①間接が弱る(手足がぶらぶらする)
②関節が弱る(首と胴体がぶらぶらする)
③アゴの間に何か入れても(指とか)挟まない
挟んだとしても弱々しい
こんな感じです。
冬眠中でも起こして触ったりした場合は、
元気な時は上記のようにはなりません。
なので、クワガタムシの反応を見た上で、
上記のような感じの場合は
弱っている可能性もあります。
しかし冬眠中は
寒い時期でもあると思いますので、
そもそも動きは活発ではないので、
暖かい頃ほどは動きは
良くないかもしれません。
ちなみに死んだふりをしている時は、
手足を縮めて
体を小さく見えるようにします。
■冬眠中に気をつける事とは
冬眠中に気をつける事は
どういった事があるでしょうか。
もっとも大切だろうことは、
温度管理だと思います。
例えば、冬は寒いという事で、
突然10℃以下の環境に置いてみたりする
ということはあまりよくありません。
急激な温度変化はNGです。
私たち人間でも、
急激に寒くなったりすると、
体調を崩したりしますよね。
クワガタムシも生物なので、
急激な温度変化は
堪えると思います。
もうひとつ、暖かい状況が続くと
マットの中に潜らず、
表面に出てきてしまい、
エサを食べたりしてしまいます。
こうなりますと、結果として
冬眠状態にはならないと思います。
目安の温度管理は、
野外同様に少しづつ温度を下げていき、
クワガタムシに冬眠体制に入ってもらい、
最終的には15℃以下まで下げましょう。
あとは適度な湿度も必要だと思います。
飼育マットの表面が乾燥しない程度に、
時々霧吹きなどで湿度を保ってあげましょう。
クワガタの越冬に関するあれこれ まとめ
1 越冬する種類のクワガタは
冬場には冬眠させてあげた方が長生きし易い
2 冬眠をさせたい場合は
冬眠のための準備をしてあげる
3 元気なクワガタは
冬眠中も起こせばしっかりと反応する
4 急激な温度変化は避ける
(温度は徐々に下げ、徐々に上げる)
関連記事はこちらから ↓↓
「カブトムシに卵を産ませるには?」 はこちらへ
「カブトムシの幼虫に餌は必要か?いったい何を食べているのか?」 はこちらへ
「カブトムシの幼虫を通して、昆虫たちとの共存共栄について考える」はこちらへ
「カブトムシの幼虫のオス・メスの見分け方 重さ 大きさ 模様で判断できる!」 はこちらへ
「カブトムシの幼虫の育て方 腐葉土の使い方と糞の利用方法」 はこちらへ
ちょっとでも応援しようかなと思った方は、
以下のランキングボタンを
ポチポチっと押して頂けると嬉しいです♪
それが私の励みになります。
もちろんコメントも大歓迎です!!
にほんブログ村
育児・3人兄弟/姉妹 ブログランキングへ
コメント 0