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納豆菌最強伝説はどこまで本当なのか? [疑問に思って調べたこと]

納豆菌最強伝説はどこまで本当なのか?

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あまり気にしたことがなかったのですが、
巷では納豆菌の耐久性や
増殖力の強さなどが
話題となっているようです。

うわさレベルなので、
嘘も入り混じっていると思いますが、
私も納豆が大好きで、
よく弁当のおかずにもしているので、
日ごろからお世話になっています。

私の場合は、
食用以外にもボカシ肥料の材料としても
納豆を活用しているので、
納豆菌にはお世話になりっぱなしです。

だからこそ、
私にとって身近な納豆について、
もう少し調べてみようと思いました。

 ■納豆菌最強伝説1
  驚異的な増殖力

 ■納豆菌最強伝説2
  耐久性が高い

 ■納豆菌最強伝説3
  強酸性にも耐えられる


「納豆菌が強すぎて、納豆厳禁の職場がある」
「宇宙空間でも死なない」 

そんな馬鹿な!
と感じる噂話もありますが、
疑ってばかりでは、
何も進展しませんよね。


じゃあ実際にネット上で拡散し続けている
“納豆菌最強伝説”は
どこまで本当なんでしょうか?


 ■納豆菌最強伝説1
  驚異的な増殖力

ネット上では
「納豆菌が強すぎて、
 食品業界では納豆の食用が
 禁止されていることがある」
といううわさが話題になっています。

さらには、生物界最強と名高い「クマムシ」と
双璧を成すくらい驚異的な耐久性を持っており、
過酷な環境でも死滅しないという話も。

この“納豆菌最強伝説”、
いったいどこまで本当なのでしょうか。

全国納豆協同組合連合会のHPなどで調べてみると
納豆菌には驚異的な増殖力があり、
あまりに強すぎるから、
一部の食品業界では
従業員に食用禁止を課している会社は
実際に存在しているようです。

具体的には、
しょうゆ工場、パン屋、
さらには生物関係の研究室などで
食用禁止になっていたという
まことしやかにエピソードが語られています。

「造り酒屋(酒蔵で醸造し、販売を行なう)では、
 納豆屋を出入り禁止にしている場合もある」
そうです。

この理由のひとつとして挙げられているのは、
圧倒的な繁殖力の強さ。

納豆菌は他の菌よりも分裂が早く、
約30分ごとに倍増し、
16時間で1個から40億個にまで増えるといいます。

また、生育、繁殖に向いている
好適環境の幅が広く、
乳酸菌やイースト菌などの繁殖に
悪影響を与えてしまう可能性があるそうです。

実際、見学を受け付けている酒蔵の中には
「納豆菌は清酒の造りに悪影響を及ぼします」
「(見学当日の)朝食の納豆は、
 ご辛抱いただいております」
と明記しているところもあります。


納豆菌が強すぎてヤバいって
というのはどうやら本当のことのようですね。

さらにヨーグルトもNGにしている酒蔵も。

対応はさまざまですが、日本酒作りにおいて、
納豆菌の繁殖防止は重要なポイントとして
認識されているのは確かなようです。





 ■納豆菌最強伝説2
  耐久性が高い

実はネット上では、
もうひとつの“納豆菌最強伝説”も
広まっています。

納豆菌は「芽胞」という
細胞構造に変化することで、
煮沸されても生き残り、
かなりのガンマ線量を浴びても
死滅しないほどの
耐久性を持ってしまうというのです。

耐熱性について調べてみると
熱にある程度の耐性があるのは事実。

しかし、100℃で10分間煮沸すると
だいぶ死滅してしまうそうです。

また納豆菌がガンマ線で
死滅するのは分かっているが、
具体的な数値は不明らしいので、
カンマ線に関する噂は真偽不明です。

また、納豆菌は栄養源が無くても、
100万年以上生きられる
とも言われていますが、
確認のしようがないので
こちらも真偽は不明です。


しかし、宇宙空間でも生存可能
というのは本当のようです。

納豆菌は凍結乾燥(真空状態)で保存可能。

ただし、これは納豆菌以外にも
当てはまることがあるようなので、
納豆菌だけが持つ特性
というわけではないですね。

宇宙空間でも生存するというのは、
真空でも生存可能ということから、
可能性は高いようです。

まだまだ研究が進んでいない領域のため
断言はできないものの、
納豆菌が地球外からやってきた可能性も
あるそうです。

というのも、納豆菌には、
地球のマントルに近いところに存在する
無機物などに耐性があり、
これは他の菌には見られない
納豆菌特有の耐性だそうです。

地表に存在するだけであれば、
このような性質を持っているのは
不自然かつ不必要ですよね。

そこから想像すると
「はるか昔、地球に衝突した隕石に
 付着していた地球外生物かもしれない」
と推測する人が出てきているそうです。

もし、科学的な根拠が得られれば、
「納豆菌は宇宙空間でも生存する」という説の
信ぴょう性が高まりますね。

それは今後の研究成果を
待たなければなりません。


 ■納豆菌最強伝説3
  強酸性にも耐えられる

強酸性の胃液への耐久性があり、
生きて腸まで届く

納豆菌の大部分が、
死滅せずに腸に到達すると考えられています。


なお、全国納豆協同組合連合会が
ホームページ上で発信している情報によると、
普通に食べ物としての能力の高さを考えても、
にわかには信じがたいレベルの
“納豆菌最強伝説”が存在するようです。

ちなみに、以下の情報はすべて本当。

・納豆菌は胃液で死なない。
 それにより、一部の納豆菌は腸内で発酵し、
 善玉菌が繁殖しやすい環境を作ると推定されている
・繁殖力の強さなどから、
 体内の病原菌の繁殖を抑える効果が期待できる
 O-157やチフス、赤痢、サルモネラ菌など
 広く効果を発揮する
 そして副作用がない
・あまりの有効性の高さから、
 日本海軍の軍医長が
 「納豆の普及が現下の急務」(昭和17年)
 という本までを刊行
・元来は関東、東北地方特有の食べ物だったが、
 戦後、本当に全国的に普及

宇宙やら真空空間やらといった
表現が登場しないため、
やや地味ではありますが、
納豆菌は十分過ぎるほど、
すごい存在ですね!

けれども
納豆菌の真の力量が発揮されるのは、
宇宙でも真空空間でもなく、
私たちのお腹の中なのかもしれませんね。

調べてみると、
まだまだ納豆菌については、
健康長寿効果やパフォーマンス向上効果、
薬味との相乗効果、
生活習慣病や認知症の予防効果も
期待されているそうです。

納豆菌については、
もう少し深掘りして
まとめていきたいと思います。

今回はひとまずここまで。






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