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納豆で生活習慣病を防ぐ④  ビタミンK2が骨粗鬆症を防ぐ [納豆について掘り下げる 納豆菌最強伝説]

納豆で生活習慣病を防ぐ④
 ビタミンK2が骨粗鬆症を防ぐ

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日本人の高齢化とともに、
増え続けている病気のひとつに、
骨粗鬆症があります。

最近では、
誰しも一度は耳にしたことのある
病名・診断名ではないでしょうか?

骨粗鬆症とは、
骨密度・骨量が低下して、
骨がもろくなり、
骨折しやすくなる病気です。

罹患者の多くは高齢者で、
特に、閉経後の女性に多い
ということがこれまでの研究で
明らかになってきています。

かといって、
女性特有の病気でもないので、
男性の方々も用心が必要です。

私もまだ30代の男性ですが、
油断していると
何が起こるか分かりません。

理学療法士の私が、
骨折してリハビリをしてもらうなんて、
恥ずかしい限りの出来事です。

そんな事態を予防するために、
普段から納豆を食べて、
生活習慣の改善にも
取り組みたいと思います。

そこで今回は納豆の栄養素の1つ、
ビタミンK2と骨粗鬆症について、
掘り下げて調べてみました。

 ■納豆と骨形成に大切な栄養素

 ■納豆のビタミンK2と骨折の関係

 ■一日に必要な納豆の量

 ■納豆に含まれるビタミンK2が
  骨粗鬆症を防いでくれるかも!?


 ■納豆と骨形成に大切な栄養素

国民病といってもいいくらい、
多くの方が罹患している、
骨粗鬆症とそれに伴う、
脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部骨折。

そんな誰もが罹りうる骨粗鬆症と
それに伴う骨折ですが、
予防のために大切なのは、
食生活の改善。

骨形成に大切な、
カルシウム、
ビタミンK2
ビタミンD
の3つの栄養素は
三種の神器といっても
過言ではないくらい。

この三種の神器は、
・骨の材料となるカルシウム(小魚や牛乳)
・カルシウムの骨への沈着を促すビタミンK2
 (納豆やチーズ)
・カルシウムの吸収効率を高めるビタミンD
 (マグロ、サンマ、きくらげなど)
が挙げられ、どれ1つ掛けても
予防効果が低下してしまう。

その中でも、
最近では日本の伝統食である
納豆に注目が集まっています。


 ■納豆のビタミンK2と骨折の関係

厚生労働省の調査によると、
中高年女性の骨折部位として
上位にあるのが、
大腿骨頚部骨折。

そして、この大腿骨頚部骨折は、
高齢での受傷であればあるほど、
寝たきりリスクが高くなり、
半年後の死亡率まで高まるとの
研究結果が出ている。

そんな大腿骨頚部骨折の
発生件数に着目して調べてみると、
北海道や東北、関東で低く、
京都や鳥取、愛知など西日本は高いという、
西高東低の傾向があるそうです。

関連因子を調べてみると、
カルシウムやマグネシウム、
ビタミンDの摂取量との
相関関係が明らかになったが
特に関西と関東で差が大きかったのが
ビタミンKの摂取量だったそうです。

閉経後の女性の血中ビタミンK2の濃度と
股関節周囲の骨折率が相関し、
しかも血中のビタミンK2濃度は
納豆の摂取量と関係する
との研究結果も出ています。

骨折した人は、骨折しない人と比較して、
ビタミンK2の血中濃度が低い
というデータもあります。

ここまで調べたところで、
納豆がいかに骨粗鬆症に
効果的な食品なのか、
我ながら納得。

だからこそ、
多少大げさかもしれませんが、
納豆消費量の多い地方ほど、
骨折の発生は低い
といえるのかもしれません。



 ■一日に必要な納豆の量

成人男女で一日に必要なビタミンK2の量は、
150μg以上といわれています。

しかし、
骨粗鬆症の方の場合の必要量はその倍近くで、
一日250~300μgのビタミンK2の摂取が
推奨されています。

そこで納豆の出番です。

通常の納豆100gには、
目当てのビタミンK2が
600μgも含まれている。

ビタミンK2は、
大豆が納豆菌によって
発酵する過程で作られるので、
発酵総面積が広いほど多く作られる。

つまり、通常の納豆よりも、
ひきわり納豆の方がビタミンK2の量は多く、
その量は930μgにも及ぶ。

よく店頭で見かける、
納豆1パックは
大体50g前後。

だから、
1日1パック食べる習慣が身につくと
骨粗鬆症の予防に効果が
期待できるということだ。

納豆1パックなら、
手軽に食べられる量ですね!



 ■納豆に含まれるビタミンK2が
  骨粗鬆症を防いでくれるかも!?

ご存知のように、
私たちの骨を形成しているのは
カルシウム。

ところが、女性の場合だと閉経後、
男性でも中年以降になると、
カルシウムの吸収率は、
徐々に低下してしまいます。

それどころか、
何も対策を講じなければ、
体外に排泄される量が増えてしまいます。

何も対策を講じない状態が続くと、
骨がスカスカとなり、
思いもしないちょっとしたことがキッカケで、
骨折しやすくなってしまいます。

これが骨粗鬆症ですが、
骨折が原因で、
寝たきりになってしまうケースも多く、
社会問題にもなりつつあります。



骨折の最大の理由は、
成人が一日に必要なカルシウムの量が
600ミリグラムであるのに対して、
540ミリグラム位しかとっていないこと。

つまり、日本人は慢性的な
“カルシウム不足民族”なのです。

ということは骨粗鬆症は、
もはや国民病といっても
過言ではないのかもしれません。


だからといって、
多量のカルシウムを摂取しても、
それが吸収されなければ、
意味がありません。

本来カルシウムは、
摂取しても、50%以上が吸収されずに、
体外へと排出されてしまい、
吸収効率が悪いといわれています。


カルシウムは、
良質のタンパク質といっしょにとると、
吸収率がアップすることが
分かっています。

また、納豆に含まれるビタミンK2は
カルシウムの吸収を促す作用もあります。

そんなビタミンK2は
骨粗鬆症の薬にも使われている成分なので、
間違いないですよね。

そこで改めて注目してほしいのが、
納豆です。

納豆には、
ある程度のカルシウムと
良質タンパク質と
ビタミンKを豊富に含んでいます。

納豆に含まれるカルシウムに関しては、
納豆100g中、90mgであり、
他の食品と比べて、
特別多いというわけではありません。

しかし納豆には、
カルシウムのほかに
そのカルシウムの吸収を促す要素が
揃っているのです。



カルシウムを定期的に摂取し、
日光浴をしてビタミンDを体内で作り、
毎日の食事で納豆を食べて、
ビタミンK2と良質なたんぱく質を摂取して、
骨粗鬆症を予防しましょう。

あ、あとは、
骨を丈夫にして骨粗鬆症を予防するなら、
適度な運動も重要ですよ!

骨粗鬆症対策に、
薬物療法も必要だとは思いますが、
自身の食生活を見直して、
食事療法(納豆)にも
取り組んでみてはいかがでしょうか。


関連記事はこちらから ↓↓

>>納豆で生活習慣病を防ぐ まとめ

>>納豆で生活習慣病を防ぐ⑤  納豆の糖尿病に対する効果

>>納豆で生活習慣病を防ぐ③  納豆の発ガン物資への効果

>>納豆で生活習慣病を防ぐ②  生活習慣病を予防・治療する納豆の底力

>>納豆で生活習慣病を防ぐ①  納豆と活性酸素の関係




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