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結構気になる子供の歯軋り [子供たち]

結構気になる子供の歯軋り

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子育て世代の親なら、
誰もが気になるであろう、
我が子の歯軋り。

我が家の子どもたちも、
上の子から順番に歯軋りをして、
今は5才の次男が歯軋りをしている時期。

毎晩のように歯軋りしているし、
結構激しい?歯軋りのようにも感じるので、
なんだか、何ともいえない不安も感じる。

でも長男も歯軋りしていたから、
子どもの歯軋りって、
成長過程でよくあるものなのかも。

ということで我が家でも
子どもの歯軋りが気になってきたので
個人でわかる範囲で調べてみました。


 ■子供の歯ぎしりの原因

 ■歯ぎしりによる影響は?

 ■自宅でできる対策は?

 ■歯医者さんでの治療方法にはどんなものが?

 ■歯ぎしりの原因がもたらすトラブル

 ■まとめ




 ■子供の歯ぎしりの原因

1-1.噛み合わせ

子供の歯ぎしりの原因として
まず考えられるのが、歯の噛み合わせ。

何らかの理由で
歯の噛み合わせにズレが生じてしまった場合に、
噛み合わせを自己修復しようとして、
出ている歯をすり減らしたり、
沈降させたりすることで
歯ぎしりをしていると言われています。

特に、乳歯から永久歯に
歯が生え変わる時期の子供は、
歯の噛み合わせが原因で
歯ぎしりをしていることがあり、
成長とともに症状が
改善されるケースが多いそうです。

であれば、
この場合の歯軋りは、
様子見で大丈夫そうですね。

乳歯から永久歯への
生え変わりが済むまでは
気長に様子を見ながら、
子どもの成長を見守りましょう。

ただし、それでも不安を感じるならば、
歯医者さんで診察を受け、
確認してもらうと安心できますね。



1-2.ストレス

噛み合わせによる歯ぎしりは、
夜間だけではなく
昼間も表れることがあるそうです。

しかし睡眠中だけに起こる
ということであれば、
ストレスが原因になっている可能性も
考える必要があります。

精神的なストレスによって
眠りが浅くなっていたり、
悪い夢を見たりすることで、
歯ぎしりが起こると言われています。

ストレスに悩むのは大人だけ
と考えがちですが、
子供だって子どもなりに
抱える悩みや不安は少なくありません。

睡眠時の歯ぎしりが
気になるほど続くようなら、
子供のまわりの生活環境や
交友関係などを
注意深く観察して、
ストレスの原因がないか探す必要があります。

灯台下暗し、ということで、
親自身がストレスの原因になっていることも
ないとは言い切れませんから、
第三者の立場で考えてくれる
相談者も見つけておくといいかもしれませんね!



 ■歯ぎしりによる影響は?


2-1.基本的には問題ない

子供の歯ぎしりは、
基本的には大きな問題
となることはありません。

上述の通り、
乳歯が抜けて永久歯が生えてくる年頃に、
無意識に歯の噛み合わせの調整のために
行っていることが多いからです。

しかし、なかには治療しなくてはいけない
ケースもあるので要注意です。

心配な場合は、
迷わず歯医者さんに診てもらいましょう!



2-2.治療が必要なケース

 6歳を過ぎても歯ぎしりが続く

乳臼歯が生える2歳頃や、
乳歯から永久歯に生え変わる
4歳から6歳にかけての時期は、
歯ぎしりをする子供が多くなります。

この時期の歯ぎしりは、
歯の噛み合わせのバランスを
調整しながら永久歯が生えてくる
スペースを確保するための、
無意識の行動であると考えられていて、
正常な成長の証しともいえます。

しかし、永久歯が生え揃う6歳を過ぎても、
相変わらず歯ぎしりが続いているようならば、
正常な成長の証し以外の原因を
考える必要があるので
迷わず歯医者さんへの相談をおすすめします。


 歯の神経に影響が出る

ひどい歯ぎしりが続くと、
まれに神経が強い圧力に耐え切れず、
神経の炎症や壊死(えし)が
起こってしまうことがあります。

壊死した神経をそのままにしておくと、
細菌感染から壊疽(えそ)になり、
歯ぐきが腫れたり強い痛みが出る事があるので
早めの治療が必要です。

痛みを生じるほどの歯軋りの場合は、
一度、歯医者さんに診察してもらいましょう!


 顎関節症になる

歯ぎしりは、
顎の周辺の筋肉を緊張させて
顎の関節に過度の負担をかけることになります。

歯軋りがあまりにも強い場合には
顎関節症を引き起こしてしまう場合もあるため、
適切な治療を受けなければいけません。

起床後の疲労感や痛みの有無などを時々確認し、
必要なら迷わずに
歯医者さんでの診察をお勧めします。


 歯の摩耗やぐらつきが出る

強い力で歯と歯をすり合わせるのが
いわゆる歯ぎしりなので、
どうしても歯は摩耗していきます。

その力は歯根にまで及び、
歯をぐらつかせて
不安定にしてしまうことさえあるのです。

歯の磨耗が気になったり、
永久歯のぐらつきが気になるときには、
自然放置していても元には戻らないので、
必ず歯医者での治療を受けましょう。

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 ■自宅でできる対策は?


子どもの歯ぎしりの主な原因が
大体分かってきたら、
次に気になるのは、
その対策でしょう。

一番確実なのは、
歯医者さんで診てもらうことですが、
自宅でできる歯ぎしり対策についても
調べてみました。


3-1.よく噛む習慣をつけさせる

あまり噛まずにすぐに飲み込んでしまう、
そんな食事をする子供ほど、
歯ぎしりが多く見られる傾向があるそうです。

これは、よく噛んで食べる習慣がないと、
顎の成長が遅れ、
成長過程で噛み合わせに
悪影響が出てしまうためです。

「ひとくち30回噛む」などの
具体的な目標を持たせながら、
よく噛んで食事をする習慣を
身につけさせましょう。

また、よく噛んで味わいたくなるような
メニューや食形態、食べ方なども
工夫することも大切です。

丼ものや一品物の料理は
どうしても噛む回数が減って、
口の中にかきこみがちなので、
一汁三菜を心がけましょう。

食事中はテレビを消して、
ゆっくりと会話をしながら
食事を楽しむ環境を整えたいものです。

噛めば噛むほど、
味わいを感じられる食材や、
とりあえず食べるのではなく、
しっかり時間をかけて味わう食べ方も
子どもたちに身をもって
体験させてあげましょう。

よく噛むことで感じられる、
味わいの変化も楽しめると、
食事がより一層美味しくなりますしね!



3-2.正しい姿勢をしつける

姿勢の悪い子ども、特に猫背の子どもも
歯ぎしりに影響が出てきます。

背中を丸めた姿勢が続くと
首の前方の筋肉が緊張します。

首の前には口を開ける時に使う
重要な筋肉があるため、
口を開けにくくなり、
顎関節の働きが悪くなることで
歯ぎしりが生じるのです。

立っている時だけではなく、
座っている際の正しい姿勢を
大人が見本を見せながら、
子どもに教えてあげましょう。

ソファーに深々ともたれるような体勢は
食事をする上では、特におススメできません。

食事の際は、背もたれのある椅子に
浅めに腰掛けることを心がけましょう。

これは高齢になってからの、
嚥下機能の維持にも共通することなので、
子どものうちから、正しい姿勢をしっかりと
身に付くように注意しましょう。



3-3.リラックスできる環境を作る

ストレスもまた、
歯ぎしりの原因のひとつであることは
前述の通りです。

学校生活などで
さまざまなストレスに遭遇するのは
ある程度は仕方のないこととしても、
せめて家庭ではリラックスできる環境を
整えてあげるようにしましょう。

子どもにとって家庭は、
心のオアシスであって欲しいものですね。




 ■歯医者さんでの治療方法にはどんなものが?

確実に歯ぎしりを直したいならば、
歯医者さんでの治療を
しっかりと受けることをおすすめします。

歯医者さんでの歯ぎしり治療は、
主に以下の3つがあるそうです。


4-1.マウスピース

歯列矯正によく使用されるマウスピース。

実は、歯ぎしりの治療にも使われます。

マウスピースは
お湯で柔らかくして作ることが出来る、
市販のものもありますが、
歯の形状や歯並びは
個人差が非常に大きいので、
歯科で作るものの方がフィット感も良く、
違和感も少ないです。

マウスピースを歯科で制作してもらうと、
健康保険の適用であれば
5,000~6,000円程度で
作ることが出来ます。

最初のうちは、就寝時に装着して
使用するのを嫌がったり、
寝ているうちに
口から外れてしまったりすることも
考えられますが、
慣れれば異物感もなく
熟睡できる子供が多いですよ。

我が家の長男は、
歯ぎしりとは別の理由で
毎晩マウスピースをつけていますが、
最初は吐き気や違和感を感じて、
嫌がっていましたが、
今では面倒くさがることはあっても、
拒否はなくなりました。


4-2.歯列矯正

口内の歯がほぼ永久歯に生え変わっても
歯ぎしりが続くようならば、
歯並びや噛み合わせを
矯正する必要があると考えられます。

その場合は、
歯科矯正によって
歯ぎしりも改善される可能性があります。

逆に言えば、
歯科矯正が必要なシグナル
とも考えられるので、、
そのまま放置せずに
必ず矯正歯科に相談しましょう。



4-3.リマインダー

歯ぎしりは夜、寝ている間に起こるもの、
と考えがちですが、
必ずしも夜だけのもとは限りません。

昼間、何かに夢中になると
つい出てしまうということもあります。

そのようなタイプの歯ぎしりには、
歯医者でアドバイスを受けて、
リマインダー対策を講じる
という手もあります。

リマインダーとは簡単に言うと
「思い出させるモノ」。

何でもいいのでコレが目に入ったら
歯ぎしりをやめる
というモノを決めるのです。

一種の自己暗示のようなもので
「歯ぎしりストップ」などと書いた紙を
壁に貼っておくのもよいでしょう。




 ■歯ぎしりの原因がもたらすトラブル


歯ぎしりは
噛み合わせの調整やストレスが原因で
起こるものですが、
その中でも、噛み合わせの悪さが
多くのトラブルを招くことがあります。



5-1.虫歯や歯周病の原因になる

歯ぎしりの原因にもなる
歯並びの悪さは、
特定の歯にだけ
過度の負担がかかってしまいます。

他の歯に隠れ、
歯みがきなどで歯垢を除去しにくく、
虫歯になりやすくなっている
そんな歯もあるかもしれません。

また、たとえ子供でも
部分的な歯周病を
引き起こしてしまうことがあります。

最悪の場合には、
歯が抜けてしまう可能性もありますし、
もしそれが永久歯ならば
取り返しがつきません。



5-2.消化不良を起こす

早食いもまた
歯ぎしりの要因のひとつです。

噛み合わせに異常があるということは、
それだけでも噛む力を損なわれます。

さらに「よく噛めない」
という要素があるという事は、
食べ物をしっかりとすり潰せていない
という事につながるので、
胃に負担をかけてしまい、
日常的に消化不良を
起こしている可能性があります。

消化不良は、
下痢・便秘・胃腸障害など
消化器官のトラブルを起こす事になりますし、
口内炎やイライラの原因にもなるので、
正しい噛み合わせで
ゆっくりと噛んで食べることは
非常に重要なのです。



5-3.発音が上手くできない

噛み合わせの異常は、
滑舌も悪くします。

発音を不明瞭にしてしまい、
成長途中の子供の自信を
喪失させてしまうこともあります。

喋り方や発音に違和感があると、
子どもたちは敏感に感じ取って、
いじめの対象としてしまうかもしれません。

私も経験がありますが、
転校生の方言が、
違和感を生じさせ、
いじめに発展することはよくあることです。

ハッキリ、クッキリ、スッキリ
としゃべれないのは
性格のせいだけではなく、
じつは噛み合わせが
問題なのかもしれません。




 ■まとめ

子供の歯ぎしりは、
基本的にあまり心配する必要がない
そんなケースがほとんどです。

しかし、なかには早急な治療が
必要なケースもあります。

特に歯並びが原因となっている場合、
その影響は全身にまで及びますし、
心身の健やかな成長を脅かしかねません。

問題ない歯ぎしりであれば、
放置していても
いつしか自然に治まりますが、
歯医者で治療しなくてはいけない場合は、
なるべく早く
診察してもらうことが大切です。

歯ぎしりはひとつのサインととらえて、
迅速で適切な対応を心がけましょう。






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