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日ごろから災害に備える 薬編 [疑問に思って調べたこと]

日ごろから災害に備える 薬編


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非常時の健康管理、
体調維持という観点から
水や食料についてと、
その栄養バランスなどについて
まとめてきました。

健康管理という点では
「薬」についても
考えて備えておく視点が欠かせませんね。

「常備薬」的なものも
最低限は非常持ち出し袋に
入れておきたいところです。

持病があって
継続的に薬を飲み続ける必要のある方は
災害時の薬の確保は死活問題となり得ます。

よくニュース等で話題になる透析は
内服薬とは違いますが、
定期的に行う必要のある治療の一つとして、
常用する内服薬と同じように
なくてはならない必要なものですね。


今回は、常備薬を含む
内服薬や外用薬、サプリメントなどについて
まとめてみたいと思います。

 ■外傷などに対する備え

 ■痛みや吐き気、風邪症状などに対する備え

 ■持病で使っている薬の備え

 ■薬の備えの落とし穴

 ■まとめ





 ■外傷などに対する備え

まず、ケガの応急処置に必要なものは
欠かせませんね。

避難の最中に怪我をすることもありますし、
復興時の作業中に怪我をすることも
考えられます。

つまり災害時には
慌てて行動することで
ケガをしやすい環境にあると言えますね。

一先ずでもいいので、
応急処置ができるよう、
消毒薬や湿布、包帯、痛み止めも
準備しておくと良いと思います。



 ■痛みや吐き気、風邪症状などに対する備え

内服薬に関しては、
痛み止め、解熱剤、
胃腸薬などが考えられますね。

これらの備えは、
おそらくどこの家庭にもあるであろう、
「薬箱」の中にあるものを見て
必要最低限のものを揃えておけば
ひとまずはどうにか乗り切れると思います。

内服薬の準備に関しては、
普段からよく飲む市販薬があるならば、
そちらを優先的に準備しましょう。

食事でもそうですが、
普段から馴染みのある慣れたものの方が、
安心感もありますからね!



 ■持病で使っている薬の備え

薬の準備で最も大事なものは、
「持病で使っている薬」
ではないでしょうか。

なんらかの病気等で病院通いをしていて、
薬を日頃服用している人は、
せめて3日分でも確保しておきたいところですね。

非常時には病院機能も
緊急対応で手一杯になることがありますし、
病院も被災して何もできない、
そんな状況も想定して備えておかなければ、
いざという時に慌ててしまいます。

手元に薬がないからといって
かかりつけの病院に行っても、
すぐに必要な薬が手に入るかどうか、
全くわかりません。


非常時の病院対応は、
優先順位を医師等が判断して、
緊急度が高い人が優先となります。

そんな状況では、
薬等の確保もままならなくなるので、
なんとか数日だけでも
手持ちの薬でしのぎたいところです。

手元に普段の薬があるかないかというだけでも、
安心感は全く違ったものになりますからね。



 ■薬の備えの落とし穴

ここまでは、
食料と同じように薬も非常時に備えて、
準備しましょうと提案してきました。

しかし、油断していると落とし穴があるので、
要注意ですよ!

実は薬には食料と同じように、
「消費期限」というのがあります。

薬によっても違いがあるかと思いますが、
多くの薬は製造から
2年程度のことが多いようです。


「非常時の備え」と思って
入念に用意しておいても、
期限切れとなっては困りますね。

また薬によっては
「余分・予備」がもらえないことも
十分考えられます。

医療機関で処方箋をもらって、
薬局などで受け取る処方薬の場合、
ちょうど良い量しか貰えない事も、
多いかと思います。

まずは日頃から通院している病院で
担当のお医者さんと
しっかり相談しておきましょう。

災害時に備えて薬のことを考える場合、
今飲んでいる薬はどのようにして
対応するのがいいかということを
きっちり話し合いましょう。

お医者さんも基本的に
「余分・予備」というのは処方しない
と思いますが
どのようにして非常時に薬を確保するのか
という点に関しては
多くの患者さんに共通する悩みだと思うので
知恵は出してくれるでしょう。

また、非常持ち出し袋には
お薬手帳などのコピーを
入れておくといいでしょう。

日頃どの薬をどのように服用しているのか、
ということをきちんと説明できる人は
そうはいないでしょう。

また高齢者や子供の薬を家族などが
代わりに管理している場合、
その家族が何らかの理由で
対応できないことも十分想定できるはずです。

さらに、薬の名前は同じでも
容量が違うものがあることはよくあります。

緊急時にいつもの病院に行けるとも限りません。

違う病院でも同じ薬、
あるいは同等のものを処方してもらえるよう
お薬手帳をコピーして
予備を持っておくことは大事です。

同時に保険証のコピーも用意しておくと、
何かと役立つことがあるかと思います。






 ■まとめ

数日分の食料や飲料水などの
準備をしていることは多いと思いますが、、
避難生活が長期化すると
常備薬などの必要性も高まります。

痛み止めや胃薬程度なら、
普段持ち歩くカバンに
忍ばせておくことも出来ますが、
非常時に備えるとなると、
そうもいきませんよね。

特に持病があって、
継続して内服する薬のある方は、
非常時の薬の確保は緊急課題といえます。

薬の使用期限は比較的長いので、
非常用持ち出し袋に準備しておくのも
良いのですが、
平時は余分の薬を医療機関等で
処方してもらえないこともありますので、
非常時の対策をかかりつけ医の先生と、
相談しておくと安心です。

またお薬手帳のコピーも準備しておくと、
いざというときには非常に役立ちます。

非常食などは、
準備して終わりではなく、
定期的な中身の点検や、
漏れが無いかどうかの確認も
重要です。

可能であれば、
避難訓練も行いつつ、
防災キャンプなどを行って過ごす
そんな一日があってもいいのかもしれません。




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