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アメリカザリガニの飼育の注意点10項目! [アクアリウム 熱帯魚]

アメリカザリガニの飼育の注意点10項目!

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我が家の家族に、
アメリカザリガニの子供たちが
新たに加わって今まで以上に
にぎやかになることになりました。

というのも、
先日職場の同僚から、
「ザリガニの赤ちゃんが沢山生まれたから、
 少し貰ってくれないか」
と相談されたことから
話は始まりました。

何でもザリガニの赤ちゃんは、
100匹以上とのこと。

そんな数のザリガニが、
すべて順調に成長してしまうと、
とても大変なことになってしまいます。

さすがにすべてが成体になるとは
考えにくいですが、
それでも相当な数になることは
簡単に想像できますよね。

ということで、
我が家でもザリガニの赤ちゃんを
お裾分けしていただき、
子供たちが中心となって、
世話をしていくことになりました。

しかし我が家では
ザリガニ飼育は初めてのことです。

私は子供のころに経験がありますが、
もう20年以上前のことなので、
あまり覚えていません。

あやふやな記憶で、
ザリガニたちを死なせてしまうのは、
残酷だと思うので、
改めてザリガニ飼育について、
詳しく調べてまとめておこうと思います。



 ■飼育ケース(ガラス製かプラスチックか)

 ■砂

 ■隠れ家(隠れられる場所)

 ■水草

 ■エアポンプ

 ■石や流木などの足場

 ■まさに雑食!アメリカザリガニのエサ

 ■共食いするかも!エサをあげる際の注意点とは?

 ■アメリカザリガニに適した水の環境


 ■おまけ







 ■飼育ケース(ガラス製かプラスチックか)


プラスチックの透明な虫かごは、
ぶつけてしまった時などの衝撃で
ひび割れてしまうのであまりおすすめしません。


複数のザリガニを飼いたい場合は、
2匹で60センチの水槽程度の
スペースが欲しいところです。

脱走防止のため、
蓋付きの水槽がおすすめです。


子供たちを中心に
ザリガニの世話を任せようと思うと、
どうしても乱暴に扱うことも考えられるため、
プラスチックの飼育ケースは心配です。

しかし逆に
ガラスの水槽は重たいので、
これもまた子供たちに
世話を任せるのは心配です。

主な世話役が誰なのかによって、
飼育ケースをガラス製にするのか、
プラスチックにするのかを
選ぶといいと思います。

我が家では、
昆虫や動物の世話を
子供たちに任せる方針なので、
今回はカブトムシなどを飼育していた、
プラスチックで蓋付きの飼育ケースを
使うことにしました。



 ■砂


水槽の底にうすく敷くために
必要になります。

アメリカザリガニは短いヒゲに
砂をのせてバランスを保っているので、
砂利ではなく、
砂でなくてはいけません。

ただし、水替えの手間などを考えると、
例え少量でも砂を敷き詰めるのは、
何かと手間がかかりそうです。

砂なしでも、
当面は大丈夫だと考えられますが、
ザリガニたちの成長に合わせて、
何か対策が必要だと考えています。




 ■隠れ家(隠れられる場所)


最低でも飼っているザリガニにつき
それぞれ1つ以上の隠れ家を用意することで、
ケンカのリスクを減らすことができます。

つまりザリガニの数だけ、
隠れ家を用意するということですね。

隠れ家としては
プラスチック製のパイプ管や、
割った植木鉢などがおすすめです。

ペットショップなどに
ペット用の土管や壺も売っています。

最近では100円ショップでも
取り扱いがあるようですね。

我が家のように、
ザリガニがまだ小さいうちは
わざわざザリガニの数だけ
隠れ家を用意しなくても、
ゴツゴツとした石を幾つか
飼育ケースに入れるだけで、
岩陰のような環境ができ、
それが身を隠す場所として
最適だと思います。





 ■水草


水草を入れることによって、
水質浄化作用を期待できます。

また、ザリガニは雑食のため、
水草も食べます。

よくペットショップで売られている
オオカナダモなどで大丈夫です。

がしかし、
無いなら無いで
大きな問題はないかと思います。

ゴム製の水草もどきを入れておくのでも、
飼育環境としては大丈夫だと思います。



 ■エアポンプ


水深を深くして飼うときに
必須の道具となります。

ザリガニは空気がないと生きていけないので、
水深を深くするときは水中に空気を送ってあげます。

水のろ過もできるエアポンプがおすすめです。

また、エアポンプのチューブを伝って、
ザリガニが脱走することもあるので、
脱走経路とならないよう、
要注意です。

脱走の際には、
ザリガニについている水分で、
エアポンプやその関連部品が
壊れてしまうこともあるので、
防水タイプの機器をそろえておくことを
強くお勧めします。




 ■石や流木などの足場


水を浅くして飼う場合には
エアポンプは使わないので、
石や流木などの足場が必要になります。

ザリガニは空気を取り込むために
身体を水の外に出しますが、
そのとき身体に対して
水深が深いと呼吸できません。

そういう時に、
足場として石や流木などが役に立ちます。

ただし、
その辺の川原で拾ってきた流木には
注意が必要です。

しっかりとアク抜きしておかないと、
水がにごる原因となります。

かといって、
自分で拾ってきた流木の、
完全なアク抜きは至難の業。

どうしても流木を入れる場合は、
市販のものを使うことをお勧めします。



 ■まさに雑食!アメリカザリガニのエサ



パン・米・魚・ほうれん草・水草・流木・
枯れ葉・煮干し・ハム・ニンジンなど...
アメリカザリガニは本当になんでも食べます。

エサの選択肢が多いのはありがたいですが、
こうも選択肢が多いと
逆に困ってしまいますよね。

アメリカザリガニには
何を与えるのが最適なのでしょうか?

なんだかんだで1番手軽なのは
ザリガニ専用のエサでしょうね。

価格・手軽さ・栄養面を考えると、
ペットショップで売っている
ザリガニ専用のエサが最もおすすめです。


ザリガニのエサは
水に浮かぶタイプ・
沈むタイプがあるので、
飼育環境の水深が浅いか深いかで
区別しながら最適なエサを選びましょう。


 
 ■共食いするかも!エサをあげる際の注意点とは?



エサを入れ過ぎると水が汚れてしまうため、
与える餌の量に気を付けましょう。

目安は20分くらいで食べきれる量。

若いザリガニなら毎日か1日おき位。

1年以上生きているザリガニなら
3、4日に1回くらいの間隔が
良いのではないでしょうか。

ザリガニは餌を丸呑みせず、
少しずつかじるようにして食べるので、
結構食べこぼしがあったりして、
水が汚れます。

だから餌は適量を見極めて、
与えすぎに注意しましょう!



1つの水槽で複数のザリガニを飼っている場合、
エサの量が少ないと
共食いをする恐れがあるため注意が必要です。




 ■アメリカザリガニに適した水の環境



アメリカザリガニにとって
水は大変重要で、
水温の変化が身体状態に
かなり反映されるようです。

つまり過度な温度変化や、
冷た過ぎたり温か過ぎたりすると、
弱ってしまったり、
死んでしまうこともありうるということです。


アメリカザリガニは
5~30℃の水温に適応できます。

しかし、水温が30℃になると
水中の酸素濃度が低下し、
水も汚れやすくなるため、
さすがのアメリカザリガニも弱ってしまいます。

水温が15℃以下になると
冬眠に向かって動きが鈍くなります。

水温5℃になると冬眠状態になり、
動かなくなります。


また、アメリカザリガニは
水温が0℃になると死んでしまいます。

逆に水温が急速に上がっても
死んでしまいます。

結構思っている以上に、
ザリガニってデリケートなんですね!

食事に関しては雑食なので、
何とかなりそうですが、
水温に対しては
しっかり管理してあげたいですね。



水を替える頻度の目安は、
水が汚れてきたらで大丈夫です。

水深が深い場合は、
水が汚れるのが遅いため
1週間に1回程度で大丈夫です。

またエアポンプも使っているでしょうから、
濾過機能も大抵付いているかと思います。

なので見た目で水がにごり始めたときに
水の入れ替えを行えば大丈夫だと思います。


逆に水深が浅い場合は、
すぐに水が汚れてしまうので、
1週間に3回程度水の交換をしましょう。

エアポンプも使えないので、
水を汚さない工夫と、
こまめな水替えが、
ザリガニの健康長寿を
支えてくれると思います。


水道水は塩素消毒されているため、
水槽の水を交換する際は
必ずカルキ抜きをしましょう。

カルキ抜きは
ペットショップで売っている
塩素中和剤を使うか、
水道水を日光にさらすだけで大丈夫です。

日光にさらす時間の目安は
夏・秋なら半日、
冬・春は1日程度です。






 ■おまけ

アメリカザリガニの基本データ


原産地: アメリカ合衆国ルイジアナ州周辺

体長: 8~20センチ

特徴: エビの仲間で雑食。
    赤色や赤褐色の体と大きなハサミを持つ。
生態系被害防止外来種に指定されている。

性格: 獰猛で縄張り意識が強く、共食いも辞さない。

寿命: 3~5年

かかりやすい病気: 水温ショック・pHショック



アメリカザリガニを飼育するときは
生態系保護のことを忘れてはなりません。

正しく知識を身に付けて、
最後まで責任もって
アメリカザリガニを飼いましょう。

もしも死んでしまったら、
丁寧に埋葬してあげましょう!



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