大腸カメラ・胃カメラ検査を受ける際の流れと注意点:wajifudou産の日記:SSブログ
SSブログ

大腸カメラ・胃カメラ検査を受ける際の流れと注意点 [健康や運動に関すること]

大腸カメラ・胃カメラ検査を受ける際の流れと注意点

1176281.jpg

以前から排便時の出血があって、
気になってはいたのですが、
最近はその症状も落ち着いていたので、
そのまま様子をみていました。

今でも強くいきんだ時には
出血することもありますが、
その量も以前と比べると、
はるかに少なく、
痛みも少なくなっているので、
特段の検査や相談もすることなく、
過ごしてきました。

ところが、
ひょんなことから、
勤務先でお世話になっている
内科医の先生に自分の症状を話す機会があり、
結果として、先生の口利きで
大腸カメラと胃カメラの検査を
受けることになりました。

同時にピロリ菌の検査と、
血液検査も行う予定です。

また違う日時となりますが、
胸部CT検査も行って
内臓をくまなく診てもらう予定です。

ということで、
今回は初めての大腸・胃カメラの
事前準備について、
自分の備忘録として記録を残しておきます。

参考までに、
今回検査を受ける私は、
37歳の男性です。

今までに内臓関連の大きな病気はなく、
20年前くらいに
左肘近辺の骨折の経験があるくらいです。

排便時の出血は、
その状況や経過から考えると、
痔の一種ではないかと
自分ながらに考えています。

もしくは大腸周辺からの出血だと思います。

なお、
今回の検査の流れは、
あくまで私が経験したことを
まとめているので、
受診する病院によっては、
若干違う流れとなるかもしれません。

あくまで参考程度に
見てもらえたらと考えています。

 
 ■事前準備の流れ

 ■前日の朝・昼・夜の食事

 ■前日の夕食後の準備

 ■当日朝の準備

 ■いざ検査

 ■まとめ




 ■事前準備の流れ

今回は勤務先の内科医の先生が
色々と手配してくださっている部分もあるので、
その点も踏まえて、
自分が受けた説明を
復習がてらまとめていきます。

まず、検査をするにあたって、
前日から胃や腸を空っぽにする必要があるので、
準備は前日から始まります。

またその説明を受けるために、
本来なら検査の前々日には、
一度受診する必要があるかと思います。

なので、
すぐに検査を受けたいと考えていても、
最短で2日後となることが、
多いと考えられます。


 ■前日の朝・昼・夜の食事

前日の朝食から準備が始まります。

基本的には、
消化の良いものなら
食べても大丈夫なようです。

逆に
食物繊維の多いもの、
種のある果物
肉や魚で脂肪分の多いもの
揚げ物
乳製品(チーズ、バター、ヨーグルト)
などは可能な限り食べることを
控えた方がいいようです。

しかし、
思いがけず繊維質を多く含むものを
食べてしまうこともあるでしょうし、
何が消化に悪いかわからないことも
あるかと思います。

具体的には、
野菜全般、
穀類、豆類、
海藻類、
きのこ類、
山菜
種のある果物(イチゴやキウイなど)
みかん、柿、梨、レーズン、スイカ
ベーコンやソーセージ、
サンマ、うなぎ、タコ、イカ、
あさり、しじみ、
ドーナツ、ケーキ、ポテチ、
牛乳、果肉入りジュース、野菜ジュース、
アルコール
などは飲み食いしない方が良いようです。


また、消化を良くする為に、
食べるものは小さく刻んで、
よく噛んで食べる工夫もあった方が
より良いみたいです。

食事に気を使えないという方には、
大腸カメラを受ける方に最適な、
「クリアスルー」という
キューピーが出している検査食があります。
KIMG1443.JPG


他にも類似の検査食はあると思いますが、
今回私が食べたのは「クリアスルー」でした。

一箱に朝、昼、夜の食事と間食も入っていました。

朝食に
「鶏とたまごの雑炊」
KIMG1446.JPG

昼食に
「たまご粥とジャガイモのそぼろあんかけ」
KIMG1449.JPG

間食に
「すりおろしリンゴ」


夕食に
「ビーフシチューとクラッカー」
KIMG1450.JPG

でした。

食べる順番は
好きなように変えても大丈夫なようです。

味の方は、思いのほか美味しく、
特に問題なく食べられました。

しかし、
働き盛りの私には、
圧倒的に量が足りませんでした。

そんなときは、
具のないお粥か、
薬味等の一切入っていない素うどんなら、
追加で食べてもOKとの説明でした。

また具のない味噌汁や具のないコンソメスープ、
具のないポタージュスープは
飲んでも大丈夫なようです。

また脱水症を予防するため、
お茶や水の水分摂取は、
積極的に行ったほうがいいみたいですね。


なので、
朝は茶碗2杯分のお粥を追加、
昼は茶碗1杯分のお粥とざるうどんを追加、
夜は素うどんを追加しました。

それでも空腹感がありましたが、
お茶や水を飲んで誤魔化しました。

味の変化が少ないので、
飽きやすいですし、
消化が良すぎて
すぐに空腹を感じてしまいました。

次に検査をするときには、
もう少し食べるものや量に
工夫が必要かもしれません。



 ■前日の夕食後の準備

夕食は20時までに済ませ、
夕食後2時間ほどしてから、
一回目の下剤服用となりました。

飲んだ下剤は、
ラキソベロンとマグコロール
だったと思います。
KIMG1444.JPG

初めて飲んだ下剤の味は、
ポカリスウェットと
ほとんど変わりありませんでした。

おそらくマグコロールに、
飲みやすい味付けがしてあったのだと思います。

お陰で飲みなれた味なので、
難なく飲み干すことができ、
とりあえず下剤服用という、
最初の難関はすんなりクリアできました。


初めての下剤服用で、
未知のことがいくつかありました。

どのくらいの腹痛が襲ってくるのか?

どのくらいの頻度で
トイレに駆け込むのか?

何回くらいトイレに行くのか?

その晩はしっかりと睡眠が取れるのだろうか?

不安とともに、
湧き上がる疑問がいくつもありました。


結局眠りつくまでに、
トイレに行くことはありませんでした。

最初に飲んだ下剤は、
即効性がなかったのかもしれません。

おかげでしっかり睡眠が取れた気がします。



 ■当日朝の準備

当日の朝は、5時半に起きました。

というのも理由は2つあります。

1つは午前中も仕事をする予定なので、
早めに起きて2度目の下剤服用をして、
腸の中を完全に空っぽにしておく必要があるため。

仕事がなければ、
早起きの必要はないと思います。

下剤の効果時間などを逆算し、
通勤時間や勤務時間などを考えると、
早めに起きて下剤を服用し、
出勤までにある程度、
排便を済ませておく必要があると考えました。

もう1つの理由は、
前日の下剤がようやく効果を発揮してくれて、
ちょうど5時半ごろにトイレに行きたくなった、
という偶然もありました。

思いのほか夕食後に飲んだ下剤が、
ゆっくりと効果を発揮してくれたようで、
睡眠の妨げにはあまりならなかったようです。

それでも夜中に腹部の活発な活動を感じて、
目が覚めることがありましたし、
結構グルグルというような、
活発な音も聞こえました。

けれどもそのときは、
緊急を要するような排便感はなく、
そのまま再度入眠できるレベルでした。


早朝起床後、
一回目の排便を済ませ、
ニフレックを1L分作って、
飲みました。
KIMG1451.JPG


飲む量は、
それまでの準備によって
変わるのかもしれません。

2L分を作る方法もあるようでした。

このニフレックは、
とても飲みにくい下剤でした。

味はポカリスウェットに似ているのですが、
何とも不味い印象です。

あえて似ている味を考えると、
大塚製薬のOS-1に似ているのですが、
殊更に美味しさが損なわれている印象です。

多分、塩気があるためではないかと思います。


その後、
自宅で何度か排便がありましたが、
徐々に予定通りの排便状態となりました。

仕事中も1、2度トイレに行きましたが、
余裕を持って駆け込める程度の、
排便でした。

ちなみに腸が空っぽになる目安の排便は、
黄色い液体だそうです。

実際の私の便も
固形物は一切なく、
オシッコがおしりから
出てくるイメージでした。

なので痔のある方でも、
排便時の痛みはほとんどないと思います。



 ■いざ検査

仕事を早めに切り上げ、
予約の時間に間に合うよう、
タクシーで病院に向かいました。

かなり早めに着きましたが、
受付で予約の旨を伝えると、
スムースに手続きが進みました。

本来は事前に
診察を受けているものなのでしょうが、
今回の私は勤務先の内科医の先生の紹介もあり、
検査当日が初診となり、
検査前に簡単な問診などの診察がありました。

今回の検査をするにあたって、
気になる症状や、
検査の説明や同意書へのサインなどを行い、
検査中に気になる所見があった際の、
処置についてや、
処置後の食事や飲酒に関する説明もありました。

その後は、
トイレ付きの個室で検査着に着替えて、
しばらく待機。

意識のない状態での検査を希望したのと、
血液検査も希望したので、
採血と点滴用のルート確保がありました。

その後はまた待機。

私の前に、
もう一人検査を受ける方がいたようですね。

検査そのものは、
大腸カメラと胃カメラを合わせても、
30分くらいで終わるようです。

待っている間に、
同意書に細かく目を通して、
検査後の食事などについて確認していました。


その後いざ呼ばれて、
何やら美味しくない液薬をひと飲みし、
検査台の上に寝転びました。

まもなく点滴のルートの途中から、
薬物が注入され、
あっという間に意識がなくなりました。

次に気が付いたときには、
1時間ほど時間が経過していたかと思います。

しばらくは、
歩いてもふらつきがありましたが、
待機していた個室で休んでいると、
自然にふらつきも回復。

胃カメラの影響なのか、
喉の違和感がありましたが、
検査後1日程度で回復しました。

意識が戻って30分くらいしたところで、
診察室に呼ばれ、
検査結果の報告がありました。

結果は、
何も異常なし。

ごく小さなポリープが胃の中にありましたが、
問題ないということで様子観察。

大腸にも特に問題なく、
素人の私が見てもきれいだと感じるくらい、
何もおかしな所がありませんでした。

また排便時の出血原因として、
痔を考えていましたが、
大腸カメラで見てみると、
それらしい所見もなし。

おそらく切れ痔でしょうとのこと。

こちらもとりあえず様子観察となりました。

ひとまず何事もなく一安心でした。






 ■まとめ

いかがでしたか?

ネットで調べてみると、
さまざまな情報がありますし、
体験談はひとそれぞれのようなので、
私の体験も誰かの参考になればと思います。

検査を受けるまでは、
不安で一杯でしたが、
検査が終わってみると、
結果に問題がなかった分、
安心感で一杯になりました。

検査そのものも、
丁寧な説明と気の利いた対応で、
不安も解消され、
ところどころ気になることは、
質問することで安心・納得して
検査を受けることができました。

自分の内臓は、
自分自身で見て確認することが難しいので、
何か気になる症状があっても、
検査結果が出るまでは、
不安を抱えがちですが、
検査を受けないことには、
治療も始められないので、
まずは気軽に検査を受けてみることを
お勧めします。

どうしても不安は感じるかと思いますが、
いざ受けてみると、
検査そのものは
どうってことないと実感しました。

あとはどんな結果であれ、
その結果を元に前に進んでいけると思います。



関連記事はこちらから ↓↓

>>「口の中からわかる」がんや心筋梗塞の予兆

>>ガン検診を受ける意義とは?意義ある検診は大体3つ位?

>>自分の舌を鏡で観察して健康管理しよう!!

>>内臓に運動させると、しっかり食べながらダイエットも可能!

>>腸を鍛えて健康寿命を延ばし、認知症を予防する!


ちょっとでも応援しようかなと思った方は、
以下のランキングボタンを
ポチポチっと押して頂けると嬉しいです♪
それが私の励みになります。
もちろんコメントも大歓迎です!!

にほんブログ村 子育てブログ 3人兄弟へ
にほんブログ村


育児・3人兄弟/姉妹 ブログランキングへ


nice!(21)  コメント(2) 
共通テーマ:健康

nice! 21

コメント 2

沖田 翼

この度はbit日記への訪問/niceありがとうございました。
また、機会がありましたらよろしくお願いします。
by 沖田 翼 (2019-05-26 21:08) 

wajifudou0123

沖田 翼さん、コメント&niceをありがとうございます。
こちらこそ、またの機会を楽しみにお待ちしております。
by wajifudou0123 (2019-05-27 20:11) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。