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タンパク質の摂り過ぎに要注意!適正量と過剰摂取のデメリットとは? [健康や運動に関すること]

タンパク質の摂り過ぎに要注意!適正量と過剰摂取のデメリットとは?

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タンパク質は、
筋肉を作るだけでなく血液、髪、肌など、
体のあらゆる部分に重要な栄養素です。

タンパク質の摂取の重要性は
筋トレをしていない人でも
理解が深まってきている印象です。

しかし、何事にも適量が大切です。

どんなときにタンパク質を摂り過ぎてしまうのか?

タンパク質を摂りすぎることによって
どんな弊害が考えられるのか、
デメリットや副作用をチェックし
上手にタンパク質を摂取していきましょう。



■タンパク質は重要な栄養素!体内における働き


そもそもタンパク質は
体内でどのような働きをしてくれる栄養素なのか、
誰かに説明できるくらい、
しっかりと理解できていますか?

私たちが生きていく上で
必要不可欠なタンパク質について、
この機会に確認し、しっかり理解を深めていきましょう。


①分解と再合成とアミノ酸

体内に取り込まれたタンパク質は、
アミノ酸に分解もしくは再合成され
体のそれぞれの部位に運ばれていきます。

運ばれた先で筋肉の材料となったり、
肌や髪、爪の素となったり、
内臓機能をサポートしたり、
さらに免疫力向上にも貢献してくれます。

タンパク質を摂取していても
必要なアミノ酸が不足していると
充分に体内で活躍することができません。

体内で合成できない必須アミノ酸も
食事やサプリメントで補給し補うようにしましょう。


②良質な筋肉を作る

筋トレをしている方にもタンパク質は重要です。

筋トレをしていると
筋肉に少しずつ傷がつき
ダメージを受けます。

その傷を修復するために
タンパク質が大活躍してくれます。

その際、タンパク質が不足していると
どんなに筋トレや運動をしても
上手に筋肉を修復する(育てる)ことができず、
キツいトレーニングも無意味なものになってしまいます。

筋肉を育てるどころか、
筋肉が損傷し減ってしまうことさえあります。

筋肉が傷ついた後、
集中してダメージを修復する時間までに
タンパク質を摂取することで
より効率的にタンパク質を体内で活かすことができます。

■タンパク質を摂りすぎた場合の身体への影響


タンパク質は体にとって大切な栄養素ですが、
だからといって摂取しすぎると
体に悪影響を及ぼす可能性があります。

実際にはどんなデメリットがあるのか
ひとつひとつ確認していきましょう。


①腎臓への負担が大きくなる

タンパク質を摂取すると、
体内で分解と再合成が行われ
アミノ酸として活用されていきます。

その過程で、
必要以上に摂取したタンパク質は
分解だけ行われ再合成されません。

分解されて窒素になったタンパク質は、
肝臓、腎臓の働きによって排出されていきます。

窒素はアンモニアに変換されますが、
このアンモニアは人体にとって有害で、
腎臓に負担をかけてしまいます。

タンパク質を摂取しすぎることで
その分たくさんのタンパク質を分解し、
アンモニアにしなければならないため、
肝臓や腎臓が疲弊してしまう可能性が高くなります。

肝・腎の負担が大きくなると、
それぞれの臓器の発病リスクが高まります。

健康や体型改善のためのタンパク質摂取で、
病気のリスクが上がってしまっては、
本末転倒なのでタンパク質の過剰摂取には
要注意ですよね!


②皮下脂肪として蓄積される

タンパク質を食品から摂取する場合、
肉、魚、卵など、動物性のタンパク質だと
高カロリーな内容になってしまいます。

たくさん食べて、良質なタンパク質を
十分に摂取することも大切ですが、
食事内容によっては
カロリーオーバーになってしまいます。

ダイエット目的でタンパク質を摂取していても
なかなか体重が減らないという方は、
食事内容を再考してタンパク質摂取に取り組みましょう。

具体的には脂質と糖質のバランスですね!

また、プロテインも甘味をプラスするために
砂糖などがたくさん入っていることがあり、
意外とカロリーが高いです。

カロリーを抑えてたくさんタンパク質を摂取するには、
脂肪の少ない食品を選んだり、
調理方法を変えたり、
植物性のタンパク質も取り入れるといった工夫が必要です。

プロテインにも目的に合わせて、
配合を変えている場合があるので、
コスパだけで選ばずに、
成分や配合比率にも着目してみてください。

ちなみに私は増量目的で
タンパク質を摂取しているので、
プロテインは安くて甘めなタイプを選ぶことが多いです。


③腸内環境が乱れる

腸内にはさまざまな細菌が住んでいて
腸内環境を整えてくれています。

腸内には善玉菌と悪玉菌、
さらに中間の菌があり、
善玉菌の数はごく僅かです。

そしてそれぞれの細菌の量的・質的バランスが
保たれていると良好な腸内環境といえます。

しかし、タンパク質を必要以上に摂取すると、
体内に吸収しきれなかったタンパク質が
腸内まで届き悪玉菌のエサになります。

タンパク質を餌とした悪玉菌は増殖し、
中間の菌や善玉菌のはたらきを邪魔します。

これによって腸内の活動が鈍くなり、
腸内環境が乱れます。

腸内環境が乱れてくると、
免疫力が低下したり
食中毒、感染症を引き起こしたり、
発がん性を持つ物質の生成が盛んになり、
重大な病気を引き起こす可能性も高くなります。

■タンパク質の適性摂取量の目安は?


タンパク質の有用性や
摂り過ぎによる弊害はおおよそ分かってきたでしょうか?

ではタンパク質の適正摂取量を、
具体的にどのくらいなのか知っていますか?

また、どの食材からどれくらいのタンパク質が
摂取できるのかについてもチェックしてみましょう。


①タンパク質の摂取目安量は体重の1.2倍程度

タンパク質の摂取目安は、
世の中にたくさんあるのですが、
経験上一番最適かなと思えたのが、
「体重の1.2倍」の量です。

体重60㎏だったら72gですね。

これは男女共通の数値です。

あとは日ごろの運動量などを勘案し、
増量するのがいいかと思います。

運動習慣のない人は、
最低限「体重の1.2倍」くらいは、
タンパク質を摂るようにしてみるといいですよ。

ハードなトレーニングを行っている人や、
アスリートならこれ以上のタンパク質を
摂取する必要があります。

また、育ち盛りの15歳から18歳くらいの年齢の方も、
目安量より多めのタンパク質の摂取がおすすめです。

部活で運動をしていると、
必要量を増やしていく方がいいですよね。


②基本的な食事でもタンパク質は摂取できる

普段の食事でタンパク質が
どれくらい摂れているか分からない…
という方もたくさんいると思います。

タンパク質は意外と毎日の食事で簡単に摂取できます。

約3食分の白米、牛モモ肉100g、
焼き魚1切れ、納豆1パック、牛乳2杯。

これだけでもタンパク質の摂取量は68gです。

これにプラスして間食をしていたり、
筋トレ後にプロテインを飲んでいるという方は
タンパク質は十分摂取できていると思います。

逆に食事バランスの悪いという自覚のある人は、
食事内容の見直しや
プロテインの利用を検討してみてはいかがでしょうか。


③高タンパク低糖質な食事を

食品からタンパク質を摂取する際は
カロリーオーバーになることが多いので、
食事バランに気を付けましょう。

摂取したカロリー分、
運動などをしていれば問題ないのですが、
現代を生きる私たちには、
なかなか難しい問題です。

ということで食事面に気を配る必要が出てきます。

食事の際はカロリーだけでなく、
糖質や脂質にも気をつけて、
より良質なタンパク質を摂取できるようにしましょう。

白米や小麦製品などの糖質が高い食品を控え、
肉、魚、卵、乳製品、大豆製品を意識して摂取することで、
食事内容も豊富にしつつ、
適量のタンパク質と糖質、脂質を摂取することができます。

タンパク質をたくさん摂取していても
糖質や脂質の多い内容ではダイエットは難しいので、
同じ肉でも部位や調理方法を変えたり、
間食をプロテインバーにするなどの
工夫をしてみてください。




■まとめ


今回は、最近必要性が話題になりやすい、
タンパク質の適正摂取量や、
過剰摂取による危険性について紹介しました。

体のさまざまな機能をサポートしてくれる
大切なタンパク質ですが、
過剰に摂りすぎると
かえって健康を害する可能性があります。

一日の目安量を参考にして、
食事バランスを見直してみたり
プロテインを上手に活用して
過不足なくタンパク質を摂取しましょう。

カロリーオーバーにならないためにも、
高タンパク低糖質な食事を
考えることが大切です。

何事もバランスが大事、
ほどほどがちょうど良いんじゃないでしょうか。


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