ある日の保育園の帰り道での出来事です

子供「あっパパ、田んぼに
    おたまじゃくしがたくさんいるよ!」

パパ「ほんまじゃね、結構沢山いるね。
    こんなにおると、なんだか気持ち悪くない?」

子供「えっ、そんなことないよ!」


しばらくおたまじゃくしの動きを観察中。


パパ「そんなにおたまじゃくしを眺めてて、面白い?」

子供「うん、面白いよ!」

パパ「そうなんだ、じゃあどんなところが面白いの?」

子供「尻尾がうねうねしているところとか、
    真っ黒なところとか、
    時々足の生えたのがいたりとか」

パパ「へぇ足の生えたのがいるの?どれどれ?」

子供「ねぇパパ、おたまじゃくしは
    何で足が生えてくるの?」

パパ「それはね、おたまじゃくしは
   カエルの子供だからだよ。
   おたまじゃくしが大人になるとカエルになるんよ。
   カエルは手と足があるじゃろ? 
   ほいで尻尾がないじゃろ?」

子供「じゃあ、おたまじゃくしの尻尾は
    どこに消えるの?
    手と足はどこから生えてくるの?」

パパ「ほうじゃね、どこに消えて、
    どこから生えてくるんかね?
    よし、じゃあそろそろ家に帰って、
    図鑑で調べてみようか!!」