■運動前に炭水化物を摂らないと、どうなる？
運動前の段階で
体内にエネルギーの元となるものがない場合、
そのまま運動を始めてしまうと、
あなたの身体はエネルギーをどうにか作り出すために、
体内のタンパク質を分解していまいます。
体内のタンパク質といえば主に筋肉！
つまり、エネルギー源が
枯渇したまま運動を始めてしまうと
手軽なたんぱく質を分解し始めてしまうため、
筋肉を成長させるどころか、
減少させてしまう恐れがあります。
「炭水化物抜きダイエット」
なんて過激なダイエットもありますが、
運動前に過度な炭水化物制限は逆効果になります。
ただし、直前に摂ると
消化吸収が間に合わないですし、
運動中に気分が悪くなる恐れもあるので、
運動1～2時間前までには、
おにぎりやパンを食べておくようにしましょう。
どうしても運動直前でないと食べられない場合は
すぐに消化・吸収されるバナナや
100%のフルーツジュースがオススメです。
その他にも
お粥やうどん（具なし）などもお勧めです。
■運動後に食事をとるタイミングとは？
運動後の食事のタイミングは、
なるべく早く（2時間以内）が良いですよ。
肉や魚・卵・乳製品・大豆製品などの
タンパク質をなる早で摂ることで、
筋肉の合成を促進するとされています。
ただし注意点として、
運動後だけたくさん食べてもあまり意味がないそうです。
タンパク質はまとめて摂っても
一度にはたくさん吸収ができないとされているため、
適量を数回に分けて食べることが大事です。
量に個人差はありますが、
一つの目安として、
1日3食、各20g程度を目標に摂るようにしましょう。
おにぎりなどの炭水化物は制限されがちですが、
筋タンパク質の分解を防ぎ
合成を高めてくれる効果も期待できるので、
実は身体の引き締めのためには味方となる存在なんですよ。
食べすぎ注意ですが、
炭水化物も適量食べる分には
あまり気にする必要はありません。
もし仮に運動後すぐの食事が難しい場合は、
簡単に食べれる補食（おにぎりとチーズなど）や、
プロテインなどもおすすめです。
せっかく運動するなら、
食事内容やタイミングにもこだわって
身体を引き締めてみませんか？
おわりに
今回は簡単ですが、
筋トレと切っても切れない関係の、
食事について取り上げてみました。
細かいことまで拘れば、
もっと厳密に食べる量や栄養の質、
食べるタイミングなど綿密に考える必要があるのですが、
まずは何事も取り組んでみる、行動することが大切です。
今回の情報を元に、
日ごろの食事にも気配りできるようになってきたら、
もう少し詳しく調べてみて、
運動と食事の関係を学んでみてはいかがでしょうか？
深みに嵌るとなかなかに
興味深い世界が広がっていますよ！
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