脂肪を1kg減らすために、カロリーについて考える [健康や運動に関すること]
脂肪を1kg減らすために、カロリーについて考える
ダイエットやデブエットを目標としている人は、
日々の食事の際にカロリーを気にすることが
多くなるかと思います。
カロリーとは、
生物が活動するために必要なエネルギーの単位のことで、
そのエネルギーは食事として取り込まれ、
人体の様々なところで活用され、
余った分は貯蔵されます。
今回は、カロリーとダイエット・デブエットの関係について、
学び直したので、まとめておこうと思います。
■そもそもカロリーとは何?
■カロリーの使い道
■脂肪1㎏を消費するには?
■理想的なダイエットを進めていくには?
■ダイエットとデブエットの際の簡単な注意点
■まとめ
カロリー(cal)とはエネルギーの単位で、
1グラムの水の温度を1℃上昇させるのに必要なエネルギーを
1カロリーと定義しています。
脂肪、炭水化物、タンパク質、
それぞれ1グラム当たりのカロリーは、
脂肪が9キロカロリー
炭水化物が4キロカロリー
タンパク質が4キロカロリー
とされています。
ヒトが1日の生活に必要なカロリーは、
「1日の基礎代謝量 × 身体活動レベル指数」
上記の計算式で、およそ計算できます。
基礎代謝量とは、
「ヒトが生きていく上で最低限必要なカロリー」
のことを言います。
それこそ
1日中寝ていたとしても消費するカロリー量です。
基礎代謝量は、
年齢や体重で変わります。
気になる方は自分の基礎代謝量を調べて
把握しておくことをお勧めしますよ。
摂取したカロリーは、
①基礎代謝
②活動代謝
③食事誘導性熱代謝
として使われます。
①基礎代謝とは、
呼吸をしたり、心臓を動かして血液を循環させたり、
筋肉を動かして体温を一定に保ったり、
内臓を動かす際に必要なエネルギーのことです。
そのうちの50%くらいは、
筋肉を動かすことで使われているそうです。
ということは、
筋肉が少ない人は消費エネルギーも少ないと言えます。
若いころはよく動くので、
基礎代謝が高めですし、
加齢とともに基礎代謝が低下するのは、
このためなんですね。
②活動代謝とは、
日常生活や運動の際に消費されるエネルギーのことです。
当然のことながら、
よく動く人ほど消費量は多くなりますね。
③食事誘導性熱代謝とは、
食べたものを消化するのに必要なエネルギーのことです。
食事中や食後に身体が温まるのは、
この代謝の影響です。
理論上は、
100キロカロリーのエネルギーを摂取して、
100キロカロリーのエネルギーを消費すれば、
身体の中にカロリーは残らず±0となるはずです。
しかし摂取エネルギーを消費しきれなかった場合は、
残ったエネルギーは「脂肪」に変換され、
身体に貯蔵されることになります。
これが太る原因ですね。
では身体内に蓄えられた脂肪部分を
1㎏減らしたいと考えた場合、
どれだけのカロリーを消費する必要があると思いますか?
脂肪1gのカロリー量は9キロカロリーなので、
1㎏の脂肪を消費するには9,000キロカロリーを
消費しないといけないと考えていませんか?
実は厳密にはもうちょっと少ない消費でいいんです。
人体の脂肪は「脂肪細胞」として蓄えられています。
この脂肪細胞は、そのすべてが消費され
エネルギーとなるわけではないそうです。
脂肪細胞のうちで、
エネルギーとなる脂肪は80%くらいで、
残りの20%は水分や細胞を構成する
その他の物質でできています。
つまり、1㎏の脂肪を減らそうと思ったら、
その80%分の脂肪のカロリーを消費すればいいということ。
「9キロカロリー × 1000g × 80% = 7200カロリー」
1㎏の脂肪減量を1か月で達成しようと考えた時には、
「7200キロカロリー ÷ 30日 = 240キロカロリー」
ということで、1日当たり240キロカロリーを
運動で消費したり、食事内容の見直しで
達成できれば良いということになります。
ダイエットを進めていく上で、
消費カロリーと摂取カロリーを
ある程度把握してコントロールしていく必要があります。
目安として、
先ほどの240キロカロリーを食べ物で考えると、
「ご飯1膳」
「どら焼き1個」
「発泡酒(500ml)」
運動で240キロカロリーを消費しようと考えると、
「ウォーキング50分」
「ジョギング30分」
以上が目安になります。
また、最初の方で触れたように、
基礎代謝が上がれば消費エネルギーも増えます。
そして基礎代謝の50%前後が筋肉が担っています。
なので、筋骨隆々を目指さなくてもいいので、
健康やダイエットのためにも、
普段から筋トレを意識していくことをお勧めします。
またダイエットだけでなく、
デブエットのためには脂肪増よりも
筋肉増の方がいいので、
消費エネルギーと摂取エネルギーの関係を考えつつ、
タンパク質もしっかり補給し、
筋トレに励んでいただけたらと考えています。
脂肪を減らしやすくしたり、
簡単な増量を目指すために、
食事量を過度に減らしたり増やしたりすることが、
手っ取り早い方法ではあります。
理論上は摂取エネルギーをコントロールするだけでも、
減量・増量、どちらも可能です。
しかし無理な食事制限は、
タンパク質やミネラルなどの必要な栄養が不足しやすく、
体調不良の原因になったり、
必要な筋肉も低下しやすくなります。
デブエットに取り組むにしても、
脂肪ばかり増えて太るよりも、
筋肉量を増やしてスリムに増量する方が、
健康的で良いはずです。
無理なカロリー制限は止めて、
バランスの良い食事と適度な運動で、
理想の体型を目指しましょう。
筋肉量を増やして基礎代謝が上がると、
太りにくい体質にもなりますので、
リバウンドリスクも低減できますよ!
ダイエットやデブエットを進めていく上で、
カロリーを把握することはとても重要です。
まずは自分の基礎代謝を把握することから
始めてみてください。
私は正確な基礎代謝を把握できていませんが、
摂取カロリーよりも消費カロリーの方が、
基本的には多いので、
しっかり食べないとすぐに体重が減ってしまいます。
仕事が忙しくて昼ご飯が食べれないときは、
特に要注意なので意識して食事量と内容に気を配っています。
食事に気を付けていても、
思ったほど減量できないときは、
運動にも目を向けてみましょう。
運動にしっかり取り組めている場合は、
食事の内容や量にも目を向けてみましょう。
取り組む際は、
紙に食事量や内容、
運動量や運動内夜を書き出してみると、
意外な見落としにも気付けることがあるので
特におすすめです。
過度な食事制限や過度な運動は
体調を崩しやすくなるので
何事もバランスが大事、
ほどほどがちょうど良いんじゃないでしょうか。
関連記事はこちらから ↓↓
>>理想のボディメイクのために「自分の必要カロリー」を知ろう!
>>自分自身の身体バランスってきにしたことありますか?
>>知っていて損はない、減量・増量どちらでも使える糖質の知識
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>>ぽっこり腹部改善には、インナーマッスルが大事!
>>自宅で簡単にできる干し芋の作り方
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ダイエットやデブエットを目標としている人は、
日々の食事の際にカロリーを気にすることが
多くなるかと思います。
カロリーとは、
生物が活動するために必要なエネルギーの単位のことで、
そのエネルギーは食事として取り込まれ、
人体の様々なところで活用され、
余った分は貯蔵されます。
今回は、カロリーとダイエット・デブエットの関係について、
学び直したので、まとめておこうと思います。
■そもそもカロリーとは何?
■カロリーの使い道
■脂肪1㎏を消費するには?
■理想的なダイエットを進めていくには?
■ダイエットとデブエットの際の簡単な注意点
■まとめ
■そもそもカロリーとは何?
カロリー(cal)とはエネルギーの単位で、
1グラムの水の温度を1℃上昇させるのに必要なエネルギーを
1カロリーと定義しています。
脂肪、炭水化物、タンパク質、
それぞれ1グラム当たりのカロリーは、
脂肪が9キロカロリー
炭水化物が4キロカロリー
タンパク質が4キロカロリー
とされています。
ヒトが1日の生活に必要なカロリーは、
「1日の基礎代謝量 × 身体活動レベル指数」
上記の計算式で、およそ計算できます。
基礎代謝量とは、
「ヒトが生きていく上で最低限必要なカロリー」
のことを言います。
それこそ
1日中寝ていたとしても消費するカロリー量です。
基礎代謝量は、
年齢や体重で変わります。
気になる方は自分の基礎代謝量を調べて
把握しておくことをお勧めしますよ。
■カロリーの使い道
摂取したカロリーは、
①基礎代謝
②活動代謝
③食事誘導性熱代謝
として使われます。
①基礎代謝とは、
呼吸をしたり、心臓を動かして血液を循環させたり、
筋肉を動かして体温を一定に保ったり、
内臓を動かす際に必要なエネルギーのことです。
そのうちの50%くらいは、
筋肉を動かすことで使われているそうです。
ということは、
筋肉が少ない人は消費エネルギーも少ないと言えます。
若いころはよく動くので、
基礎代謝が高めですし、
加齢とともに基礎代謝が低下するのは、
このためなんですね。
②活動代謝とは、
日常生活や運動の際に消費されるエネルギーのことです。
当然のことながら、
よく動く人ほど消費量は多くなりますね。
③食事誘導性熱代謝とは、
食べたものを消化するのに必要なエネルギーのことです。
食事中や食後に身体が温まるのは、
この代謝の影響です。
■脂肪1㎏を消費するには?
理論上は、
100キロカロリーのエネルギーを摂取して、
100キロカロリーのエネルギーを消費すれば、
身体の中にカロリーは残らず±0となるはずです。
しかし摂取エネルギーを消費しきれなかった場合は、
残ったエネルギーは「脂肪」に変換され、
身体に貯蔵されることになります。
これが太る原因ですね。
では身体内に蓄えられた脂肪部分を
1㎏減らしたいと考えた場合、
どれだけのカロリーを消費する必要があると思いますか?
脂肪1gのカロリー量は9キロカロリーなので、
1㎏の脂肪を消費するには9,000キロカロリーを
消費しないといけないと考えていませんか?
実は厳密にはもうちょっと少ない消費でいいんです。
人体の脂肪は「脂肪細胞」として蓄えられています。
この脂肪細胞は、そのすべてが消費され
エネルギーとなるわけではないそうです。
脂肪細胞のうちで、
エネルギーとなる脂肪は80%くらいで、
残りの20%は水分や細胞を構成する
その他の物質でできています。
つまり、1㎏の脂肪を減らそうと思ったら、
その80%分の脂肪のカロリーを消費すればいいということ。
「9キロカロリー × 1000g × 80% = 7200カロリー」
1㎏の脂肪減量を1か月で達成しようと考えた時には、
「7200キロカロリー ÷ 30日 = 240キロカロリー」
ということで、1日当たり240キロカロリーを
運動で消費したり、食事内容の見直しで
達成できれば良いということになります。
■理想的なダイエットを進めていくには?
ダイエットを進めていく上で、
消費カロリーと摂取カロリーを
ある程度把握してコントロールしていく必要があります。
目安として、
先ほどの240キロカロリーを食べ物で考えると、
「ご飯1膳」
「どら焼き1個」
「発泡酒(500ml)」
運動で240キロカロリーを消費しようと考えると、
「ウォーキング50分」
「ジョギング30分」
以上が目安になります。
また、最初の方で触れたように、
基礎代謝が上がれば消費エネルギーも増えます。
そして基礎代謝の50%前後が筋肉が担っています。
なので、筋骨隆々を目指さなくてもいいので、
健康やダイエットのためにも、
普段から筋トレを意識していくことをお勧めします。
またダイエットだけでなく、
デブエットのためには脂肪増よりも
筋肉増の方がいいので、
消費エネルギーと摂取エネルギーの関係を考えつつ、
タンパク質もしっかり補給し、
筋トレに励んでいただけたらと考えています。
■ダイエットとデブエットの際の簡単な注意点
脂肪を減らしやすくしたり、
簡単な増量を目指すために、
食事量を過度に減らしたり増やしたりすることが、
手っ取り早い方法ではあります。
理論上は摂取エネルギーをコントロールするだけでも、
減量・増量、どちらも可能です。
しかし無理な食事制限は、
タンパク質やミネラルなどの必要な栄養が不足しやすく、
体調不良の原因になったり、
必要な筋肉も低下しやすくなります。
デブエットに取り組むにしても、
脂肪ばかり増えて太るよりも、
筋肉量を増やしてスリムに増量する方が、
健康的で良いはずです。
無理なカロリー制限は止めて、
バランスの良い食事と適度な運動で、
理想の体型を目指しましょう。
筋肉量を増やして基礎代謝が上がると、
太りにくい体質にもなりますので、
リバウンドリスクも低減できますよ!
■まとめ
ダイエットやデブエットを進めていく上で、
カロリーを把握することはとても重要です。
まずは自分の基礎代謝を把握することから
始めてみてください。
私は正確な基礎代謝を把握できていませんが、
摂取カロリーよりも消費カロリーの方が、
基本的には多いので、
しっかり食べないとすぐに体重が減ってしまいます。
仕事が忙しくて昼ご飯が食べれないときは、
特に要注意なので意識して食事量と内容に気を配っています。
食事に気を付けていても、
思ったほど減量できないときは、
運動にも目を向けてみましょう。
運動にしっかり取り組めている場合は、
食事の内容や量にも目を向けてみましょう。
取り組む際は、
紙に食事量や内容、
運動量や運動内夜を書き出してみると、
意外な見落としにも気付けることがあるので
特におすすめです。
過度な食事制限や過度な運動は
体調を崩しやすくなるので
何事もバランスが大事、
ほどほどがちょうど良いんじゃないでしょうか。
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