肉は太る?太らない?ちょっと別視点で考えてみる
肉、食べてますか?
「肉は食べたいけど太りそうなイメージが・・・」
そう思っている方のために、
本当に肉を食べると太るかどうか、
いろいろ調べてみたのでまとめてみます!
なんとなくの印象ほど恐ろしいものはありません。
もしかしたら、
今まで感じていたイメージが
間違っているかもしれませんよ!
今回は肉のカロリーに焦点を当てて調べてみたので、
肉を食べる際の参考にしてもらえたら、
嬉しいですね!
できれば肉も魚も野菜も、
色々な食材をバランスよく食べるのが
理想的だと思いますが、
好きなものをたくさん食べたいというのは、
誰しも抱える欲求だと思います。
さて噂の真偽を確認して正しい知識を得て、
素敵な食ライフと理想のボディメイクを
目指しましょう!
◆肉を食べて太るかどうかはカロリー収支で決まる
◆肉は高脂質・高カロリーだけど・・・
◆肉を食べると、本当に太る?
◆牛肉と消費カロリーと筋肉
◆カロリーや体重ばかり気にすると太りやすくなるかも?
◆牛肉は太るか太らないかまとめ
◆肉を食べて太るかどうかはカロリー収支で決まる
まず大前提のことですが、
肉に限らず食べ物を食べて太るかどうかは
「カロリー摂取量」と「カロリー消費量」の
収支によって決まります。
「〇〇食べたら太りますか?」
というような質問をする方がいますが、
カロリーがある限り、
理論上は太らない食材はないのです。
逆に
「○○を食べてたら痩せますか?」
「○○を食べるのを止めたら痩せますか?」
そんな都合のよい食品はないと考えたほうが
気が楽ですよ。
楽して痩せようと思っても、
大概の場合、
成功しないと考えて差し支えありません。
摂取して痩せるというモノがあるとしたら、
それはおそらく毒物の可能性が高いです。
飲んだらすぐに
生死に関わることはないかもしれませんが、
飲むだけで痩せる系の薬には
こういった毒を摂取して体内のものを
排出していくタイプのものも有るので
要注意です。
消費カロリー以上に食べたら太るのは
生物として当たり前の事象です。
たとえ肉を食べたとしても、
摂取カロリーを消費カロリーよりも
低く保っていれば、太ることはありません。
このように、
摂取カロリーと消費カロリーを気にするのが、
痩せるかどうかの大前提になります。
逆に筋骨隆々を目指す場合も、
カロリー収支を考えると目標達成しやすいですよ!
◆肉は高脂質・高カロリーだけど・・・
肉を食べて太るかどうかの基準は、
すべての食品についても言える
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えれば、
おのずと答えが出てくるはずです。
肉を食べると太る派の意見に
「高脂質高カロリーである」
という理由が挙げられたりします。
確かにその通りではあるのですが、
これまでの食事にプラスして肉を食べれば
全体で摂取カロリーが多くなるので、
当然太りやすくなりますよね、ということです。
しかし、全体の摂取カロリーを考えて、
肉を食べる場合よりも、
肉を食べない場合のほうが摂取カロリーが多い場合は、
肉を食べていなくても太りやすい、
と考えられます。
逆の場合を考えてみても、
全体で摂取カロリーが抑えられていれば、
肉を食べても痩せやすくなるとも考えられます。
また、高脂質高カロリーであるという点に関しては
種類(牛、豚、鶏など)や部位によっても変わってくるので、
一概に肉が太りやすい食材と言うには、
いささか大雑把過ぎる乱暴な考え方ではないでしょうか。
赤身が多い部位に関して言えば、
カロリーは比較的低かったりします。
肉の赤身のすごいところは
それだけではありません。
肉は、羊肉に次いで、
L-カルニチンという成分が多く含まれています。
このL-カルニチンというのは、
体脂肪をエネルギー源として燃焼できるよう
体中に運ぶ役割を担っている栄養素。
つまりは脂肪の燃焼を助けてくれる
ありがたくて、すごい栄養素なのです。
高タンパク質・低カロリーに加えて、
脂肪の燃焼を助けてくれる
L-カルニチンまで含まれているなんて、
肉の赤身ってスゴいですよね。
また、単純に肉の脂の部分に関しても、
脂だから太りやすいというわけではなく、
脂肪の燃焼を助けてくれる
脂肪酸も肉には含まれているので、
カロリーが高いからと言って
極端に避ける必要はないと思います。
カロリー収支で考えた時に肉が太るかどうかは、
肉を食べることと引き換えに
何を食べなくなるのか、
もしくは食べないで我慢できるのか
ということが重要なのです。
「肉食べた分だけ、ケーキは我慢します!」とか、
「腹持ちがいいので、お米をあまり食べなくなりました!」とか
一回の食事、一日の食事として捉えて、
カロリー収支を考えると
肉は太る食品とは限らないではないのかと思います。
◆肉を食べると、本当に太る?
肉ってそのまま自分の肉(余分な脂肪?)になりそうな
そんな悪いイメージが漠然とありませんか?
食べると太ると思われがちですが、
例えば食べても太らなそうに見える魚だって
高カロリーな料理も多いですし
他の食材とそう変わらないと思いますよ。
ようは肉を食べることで
あなたの総摂取カロリーはどう変化するのですか?
というところこそが、
最も重要なのポイントです。
◆牛肉と消費カロリーと筋肉
次に消費カロリーについて考えていきます。
消費カロリーの中には、
生命を維持するだけで最低限必要となる基礎代謝と、
それ以外の活動や運動に伴う消費カロリーがあります。
生命を維持するだけでということは、
何もしなくても勝手に消費されるカロリーということです。
それこそ寝たきりであっても、ですね。
基礎代謝が高いということは
それだけ自然に消費されるカロリーが多いわけですから、
太りづらい体質ということになります。
基礎代謝を上げる方法に
筋肉量を増やすというのがよく取り上げられます。
筋肉量を増やすことのメリットは
基礎代謝が上がるということだけではなく、
筋肉が少ないと摂取した糖は脂肪として吸収されすいけど、
筋肉が多い人は筋肉のエネルギーになりやすい
という点も挙げられるんですよね。
これはかなり大事な効果です。
筋トレしたほうがいいのはわかったけど、
筋骨隆々になりたくないよ~って人は、
体幹トレーニングをメインで
取り組んだらいいんじゃないですかね。
そもそもアスリートでも
スリムな人は沢山活躍していますし、
トレーニングの仕方次第で
筋骨隆々になるかどうかは選べるわけだから、
やらない言い訳を考えるよりは
早く取り組んだ方がいいと思います。
つまり、痩せやすい身体を目指すなら
さっさと筋トレしようってことですね。
ここで重要になってくるのが筋トレと同時に
筋肉を作る栄養素も必要ですよねってことなのです。
ここで肉の話に戻ってきます。
肉は筋肉を作る良質なタンパク質を含んだ食品として、
なかなかに優秀な部類に入ります。
そのため、
筋肉を作るためにタンパク質を摂取するのであれば、
肉はかなり優秀な味方(パートナー)になってくれます。
肉が高タンパク質であるがゆえに、
肉を食べると痩せるという意見もあります。
「高タンパク質 = 痩せる」
というのはちょっと短絡的ですが、
筋肉量を増やすのは間違いありませんし、
筋トレと一緒に行えば、更に強い味方になります。
◆カロリーや体重ばかり気にすると太りやすくなるかも?
最初に太るかどうかは
エネルギー収支で決まると伝えました。
しかし、だからといって食事量を抑えすぎるのは
おすすめできません。
なぜなら、カロリー制限をしてしまい、
必要なエネルギー量が確保できていないと、
身体は自らの筋肉を分解してエネルギー源として使ってしまい、
筋萎縮が進行して筋肉が減ってしまうからです。
筋肉量が減ってしまうということは
すなわち基礎代謝が落ちるということで、
痩せるはずのつもりが太りやすい身体になってしまいます。
カロリー制限
↓
筋肉が落ちる
↓
基礎代謝が落ちる
↓
痩せづらくなる
↓
カロリー制限→…
という負のスパイラルに陥ってしまいます。
カロリー過多の人は減らしたほうがいいでしょうが、
食事制限に関してはほどほどにして、
消費カロリーを増やすことに意識をシフトすることが
健康的に痩せる最善の方法になります。
大切なのは体重じゃなくて見た目ですよね?
ダイエットをしている人にとって、
体重が増えることは悪でしょうか?
数字の上下よりも、
見た目の変化の方がより重要なのではないでしょうか?
おそらく、
「スリムに見られたい!」
という気持ちが強いはずですよね。
そうなのだとしたら
体重だけを気にするのは少し危険です。
体重が増えたとしても、
身体が引き締まるということは大いにありえます。
筋肉のほうが脂肪よりも重いので、
同じ身長体重でも筋肉量が多いほうがスリムに見えます。
身長が同じでも軽い人のほうが、
見た目が悪いということも大いにあり得るわけです。
体重は自分から打ち明けなければ、
誰にも正確な値はわからないものです。
人に見られるのは見た目、つまりシェイプの部分。
だからこそ、体重ではなく
シェイプアップを意識したカラダ作り挑戦してみては。
◆牛肉は太るか太らないかまとめ
・太るかどうかはカロリー収支で決まるので
一概には言えない。
・牛肉高タンパク質なので、筋肉を作るのに良い。
筋肉量があると基礎代謝が上がり、太りにくくなる。
・牛肉の赤身に多く含まれる
L-カルニチンは脂肪の燃焼を助けてくれる。
・牛肉の赤身と脂肪を比べると、
赤身のほうが低カロリー高タンパク質。
・脂肪の多い牛肉は高カロリーだが、
脂肪の成分の中には脂肪の燃焼を助ける脂肪酸もある。
肉ダイエットなるものも存在するくらいなので、
お肉の食べ過ぎで太ることなんて
極端に恐れる必要はないのではないでしょうか。
お肉と上手に付き合えば、
太るどころか理想の体型を維持する
いい相棒になってくれそうですよね!
自分の周りに敵ばかり増やさずに、
積極的に見方を増やしていきましょう!
視点を変えれば、
マイナスに見えていたことが、
自分にプラスに見えてくることもありますよ。
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