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納豆と脳の関係② 認知症に効果を発揮 [納豆について掘り下げる 納豆菌最強伝説]

納豆と脳の関係② 認知症に効果を発揮

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医学の進歩により、
長寿命化も進み、
長命であるが故の病気や
生活上の悩みを抱える人も
増えてきました。

そんな中、
誰でも年齢とともに起こり得る、
認知症の方も目に見えて
増えてきました。

私は理学療法士なので仕事柄、
認知症の方に
かかわることも多いのですが、
近年その認知症の方々が、
以前よりも増えている印象があります。

認知症の原因はさまざまで、
治療方法も色々なものがあります。

しかし、現在のところ、
完治を目指す治療法は、
まだ確立されていません。

症状を和らげたり、
進行を遅らせる薬や、
治療方法はいくつかありますが、
完治できたという話は、
聞いたことがありません。

また近年では、
若い人でも認知症になってしまうことも
注目されるようになってきました。

若年性認知症です。

原因はさまざまで、
完治する方法も
確立されていないのであれば、
まずは予防が肝心ということに
なるかと思います。

認知症の予防にも色々ありますが、
今回は食事、
とりわけ納豆に着目してみたい
と思います。


 ■認知症患者の増加を
   防ぐ食べ物があった!?

 ■急速に高齢化が進んで
   高齢者が活躍する社会の日本

 ■少子高齢化が、どんどん進む日本

 ■急速な高齢化をはねかえす日本の納豆




 ■認知症患者の増加を
   防ぐ食べ物があった!?

大豆には、良質なタンパク質をはじめ、
ビタミンやミネラル、
食物繊維などの栄養素が、
バランスよく含まれています。

そんな栄養満点の納豆の栄養素でも
ここ最近、脚光を浴びているのが
レシチンという成分。

近年、レシチンの研究が進み、
生活習慣病や記憶力の低下、
あるいは認知症に対して、
予防効果を示す可能性が高いことが
分かってきたのです。

人間の脳細胞は、
さまざまな神経伝達物質を駆使して、
情報のやりとりをしていますが、
記憶力や学習能力、
あるいは運動能力などに関係の深いのが
アセチルコリンという物質です。

この神経伝達物質、アセチルコリンの
原材料になっているのが
納豆の栄養素のひとつであるレシチン。

脳細胞の神経伝達物質の素として
貴重なレシチンが、
大豆100グラム中に
1480ミリグラムも含まれているのです。

レシチンは、大豆だけでなく
大豆を原料とする納豆や卵にも
豊富に含まれています。

レシチンは体内で消化吸収されると、
肝臓で分解されてコリンとなり、
血液中のコリン濃度を高めます。

その結果、
脳内のコリン濃度が上昇して、
脳の中のアセチルコリンの量が増えます。



年齢とともに
誰でも増えてくる物忘れも、
アセチルコリンの量が
減ってきたために発生する現象で、
神経回路の機能がダウンするのが
原因とみられています。

ちなみに物忘れと認知症は
別ものですので要注意です。

記憶や学習能力が極端に衰えてしまう
アルツハイマー型認知症の場合、
言語や記憶をつかさどる大脳皮質や、
その奥にある海馬という部分の
アセチルコリンが減少していることが
判明しているそうです。

その他の老人性認知症の場合も、
血液を調べてみたところ、
アセチルコリンの合成能力が低下している
という報告もあるそうですから、
アセチルコリンの原料となる、
レシチンはとても重要です。

生涯現役で、
認知症と無縁で長生きするためには、
脳細胞に元気をつけることが何より大切。

重要なので何度もいいますが、
ボケずに健康寿命を延ばすには、
レシチン摂取が大切で、
そのレシチンが豊富に含まれるのが、
納豆や卵なのです。


 ■急速に高齢化が進んで
   高齢者が活躍する社会の日本

日本の高齢化は、予想よりもより早く進行し、
このままでは日本は「老人大国」に
なってしまいそうです。

いえ、すでにそうなっているのかも。

定年の年齢は徐々に引き上げられ、
年金支給年齢も徐々に
引き上げられています。

年を取っても働き続けることが、
推奨される今の日本は、
すでに「老人大国」といっても
過言ではないのかもしれません。

諸外国では労働の現場で
日本ほど高齢者が活躍していることは、
ないそうです。

外国人から見て、
日本のように高齢者が
多くの職場で働き続けている様子は、
異様に見えるようです。


そんな日本では、
日本人の勢いが
だんだん衰えてきている
そんな気がしてなりません。  

ちなみに、
「老人大国」という言葉は、
『角川新字源』によると、
「歴史は古いが、衰えてきた大国」
とあります。 

まさに今の日本そのものを
的確に表す言葉として、
ピタリと当てはまって
しまっている気がします。



 ■少子高齢化が、どんどん進む日本

具体的な数字で見ていくと、
2016年の資料では、
総人口に占める65歳以上の高齢者人口は、
3459万人(男性1500万人、女性1959万人)で
高齢化率は27.3%となり、
実に国民の4人に1人以上が
高齢者となっています。

今現在ではもっと高齢化率は
上昇しているのかもしれません。


高齢化とともに、認知症も増加し、
2012年の資料では、
65歳以上の約15%、462万人が、
認知症に罹患しているとみられ、
7人に1人の割合だとされています。

高齢者人口の増え方を考えると、
認知症の罹患率は
さらに上昇していると考えるのが
自然な流れだと思います。

さらに、高血圧とか心臓病、
糖尿病などの生活習慣症も増え、
寝たきり人口は200万人を
優に超えているとも言われ
その寝たきりの方々の介護も
大きな社会問題となり、
現在進行形で問題点は増えて、
より複雑になってきています。

逆に15歳未満の年少人口は
2017年の時点の資料でも
どんどん落ち込んでいることが
はっきりしており、
ついに、総人口に占める年少人口の割合が
12.4%にまで落ち込み、
43年連続の低下となっています。

2017年時点での資料では、
日本の人口は1億2679万人ですが、
これからも少子高齢化が進み、
やがて、人口そのものが減っていきます。



いろいろなデータを引用し、
日本の少子高齢化について
調べてみました。

今を生きる日本人にとって、
とても重要なので、
納豆の話題とは
直接関係ないような気もしましたが、
個人で調べられる範囲の
情報をまとめてみました。


日本人の少子高齢化、
労働力の不足、
悪平等的な保護政策、
政治家のあいまいな言動、
ビジョンの欠落、
若者たちの無気力、
学校の混乱などの社会現象をとらえ、
諸外国では
「数十年先の日本は、まるで過疎の島」
とまで表現されてしまっています。

自分の住む国をこんな風に表現されると
なんだか寂しくなりませんか? 



 ■急速な高齢化をはねかえす日本の納豆


成熟した社会では、
高齢化は避けて通れない問題だと思います。

けれど高齢化そのものが悪、
ということはないとも思います。

誰だって年を重ねることは当然のことですし、
社会が成熟し医学が進歩すれば、
寿命が延びて高齢化が進むのは当然の帰結。

高齢化が進んで問題なのは、
健康寿命が思った以上に
伸びないことではないでしょうか?

生活習慣病や認知症が予防できれば、
健康寿命も延びて、
寝たきり人口も
減らせるのではないでしょうか?

そのためには、
食生活の見直しと、
運動習慣の見直しです。



今こそ日本人が、
日本の風土の中で育て上げてきた
「納豆」に注目してみては
いかがでしょうか。

納豆には、
情報化時代に対応するための
頭脳力の向上や認知症にも
効果的なレシチン、
血栓予防にも効果を発揮する
ナットウキナーゼ、
疲労回復に効果的なビタミンB類、
骨粗鬆症予防や
アンチエイジング効果のある
大豆イソフラボン
などが豊富に含まれているからです。


関連記事はこちらから ↓↓

>>納豆で生活習慣病を防ぐ④  ビタミンK2が骨粗鬆症を防ぐ

>>納豆で生活習慣病を防ぐ③  納豆の発ガン物資への効果

>>納豆で生活習慣病を防ぐ②  生活習慣病を予防・治療する納豆の底力

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