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納豆と脳の関係③ 納豆の健康食品としての効果 [納豆について掘り下げる 納豆菌最強伝説]

納豆と脳の関係③ 納豆の健康食品としての効果

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納豆が健康に効果的
というのは多くの人が納得の事実でしょう。

その点に疑問を感じる人は
あまりいないと思います。

けれど、
納豆のどんなところが健康に効果的なのか、
理解して伝えられる人は
どれくらいいるでしょうか?

私も納豆の健康効果については
知っていてもその具体的なところは、
あやふやで知識としてはある程度知っていても、
誰かに伝えられるほど
しっかりとしたものではない
と思っています。

今回は私の知識の補完と
まとめを兼ねて、
納豆の健康食品としての効果について、
掘り下げて調べてみました。

 ■納豆のタンパク質について

 ■「栄養」と「機能性物質」を含んだ健康食品

 ■そもそもレシチンって何だ?

 ■納豆の栄養素と牛肉、鶏肉との比較



 ■納豆のタンパク質について

納豆の原料である大豆は、
「畑の肉」といわれるように
血液や筋肉、内臓などの
組織づくりに欠かせない
良質なタンパク質を豊富に含んでいます。

納豆は煮た大豆に
納豆菌を植え付けて作ります。

この納豆菌には、
化学反応を促進する「酵素」が
大量に含まれているため、
大豆のタンパク質や脂質などの
身体に有用な成分を
効率よく分解するのです。

そのため発酵食品である納豆は、
タンパク質の消化吸収率が高く、
煮豆のままの大豆だと
65%程度の消化吸収率が、
納豆に加工すると
消化吸収率は80%以上にまで
高まるそうです。

ちなみに納豆100グラムの中に
含まれるタンパク質の量は、
約10グラム。

これは卵3個分、
牛肉なら80グラム、
豚カツ1枚(120グラム)に相当します。

しかも納豆は
高タンパク食品でありながら、
コレステロールが含まれていません。

これが同じ高タンパク食品である
肉や魚、卵との大きな違いであり、
特徴でもあります。

納豆にはこのような
良質なタンパク質のほかに、
繊維質や、脂質、糖質、ビタミン、
ミネラルなどが
多量に含まれています。


 ■「栄養」と「機能性物質」を含んだ健康食品

納豆には、人の身体を構成する上で
必要不可欠な栄養素のほかに、
薬のように作用する機能性物質が、
たくさん含まれていることが、
近年の研究によって
次第に明らかになってきました。

機能性物質の中には、
DNAを傷つけ疾病の原因となる
「過剰な活性酸素」の働きを
抑制してくれる物質があります。

活性酸素については、
最近話題になることもあるので、
耳にしたこともあるかもしれませんね。

そのほかにも
 ・血管障害や骨粗鬆症などの
  成人病を予防・治癒する物質
 ・脳の老化を防いだり記憶力を向上させる物質
 ・大腸の悪玉菌を抑制して
  食中毒の予防・治癒に効果を発揮する物質
などが挙げられ、
健康維持に欠かせない成分が
多彩に含まれています。

これまでにも何度も取り上げてきた、
脳にとってとても重要な
レシチンも納豆には含まれています。

大豆という栄養豊富な材料と、
納豆菌という有益な菌とが
出会って生まれた「納豆」。

納豆という一つ一つは小粒なのに、
私たちの健康を守る大きなパワーが
たっぷりと秘められているみたいですね!


 ■そもそもレシチンって何だ?

レシチンが脳にとって重要なのは、
よく分かっているつもりでしたが、
そもそもレシチンって
どんなものなんでしょうか?

レシチンとは、
大豆や卵黄、肉類などに含まれる、
リン脂質の総称です。

水と油の両方に馴染み易い性質を持っており、
食品を加工する際の乳化剤としての役割もあり、
日常の生活で自然と摂取している、
安心安全な成分です。

その中でも大豆レシチンに含まれるリン脂質は、
種類も豊富で、必須脂肪酸が多く、
コレステロールを含まないのが特徴です。

その大豆レシチンは、
脳の栄養としてだけではなく、
脂溶性ビタミンの吸収促進効果もあるそうです。

大豆レシチンに限ったことではありませんが、
レシチンの乳化作用によって、
血管の内壁に付いたコレステロールを溶かしたり、
細胞内の不要な老廃物を
血液中に溶かしたりすることで、
血管内を綺麗にしたり、
血行を良くする働きがあるそうです。

また、レシチンは脳内で神経伝達物質の
材料となります。

レシチンをしっかりと補うことで、
神経伝達物質も十分に作られて
自律神経のバランスも整い、
自律神経失調症の症状緩和にも
効果が期待できます。

自律神経のバランスが整うことで、
集中力や記憶力の向上が期待でき、
その結果、仕事や勉強の効率アップも
考えられます。


 ■納豆の栄養素と牛肉、鶏肉との比較

納豆は、原料である大豆の
栄養成分をそのまま残し、
さらに納豆菌の働きによって、
納豆独自の優れた成分を作り出しています。

納豆の栄養と効用
           納豆     牛肉     鶏肉
水分(g)      59.5    71.8    74.7
カルシウム(mg)  90     4    55
ビタミンB2(mg)  0.56    0.21    0.48
たんぱく質(g)  16.5    21.2    12.3
リン(mg)   190    181    200
ナイアシン(mg)  1.1     4.9    0.1
糖質(g)  10.0    5.6    11.2
鉄(mg)      3.3      2.2    1.8
ビタミンC(mg)  0(φ)     2    0
糖質(g)   9.8    0.3    0.9
ナトリウム(mg)  2      57    130
ビタミンE(mg)  0.9      0.29    1.1
繊維(g)   2.3     0    0
カリウム(mg)  660     363    120
エネルギー(Kal)  200     144    162
灰分(g)   1.9     1.1    0.9
ビタミンB1(mg)  0.07     0.09    0.08
コレステロール(mg) (0)    900    470

※1.数値はいずれも100g中の成分を表示しています。
※2.牛肉のビタミンEとコレステロールは肩のロースの成分値です。
 その他は脂身なしの成分値です。
※3.( )内はゆで大豆の成分値です。
※4.四訂日本食品標準成分表より。






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