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運動と貧血の切っても切れない深い関係 [貧血に関すること]

運動と貧血の切っても切れない深い関係

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世の中には
貧血に悩む方が沢山いると思いますが、
過度な運動をすることで
貧血に陥りやすくなったり、
逆に適度な運動によって、
貧血の予防に繋がることもあるようです。

そんな貧血にとって
諸刃の剣のような運動ですが、
なぜ運動が貧血の原因になったり、
予防に効果を発揮したりしてくれるのでしょうか。

せっかく取り組むなら、
効果的に運動を行いたいと思うので、
今回は、
運動と貧血の関係について、
調べてみました。


 ■あらためて貧血の定義は?

 ■貧血による症状

 ■貧血の原因は?

 ■貧血が及ぼす影響

 ■貧血予防のポイント

 ■まとめ



「適度な運動は
 内臓機能を回復させて鉄分の吸収を高め、
 赤血球の生産を活発にする作用があり
 貧血の予防になる。」



 ■あらためて貧血の定義は?

貧血に対する運動の効果を考える上で、
今一度、貧血とはどんな状態なのか、
確認しておきたいと思います。

貧血とは
赤血球の減少や酸素運搬能力が
低下することをいいます。

貧血の分類は、
さらに細かく分かれていることがありますが、
それは赤血球の減少が原因なのか、
酸素の運搬能力の低下なのか、
どの部分が原因となって貧血になるのかによって、
鉄欠乏性貧血だったり、
溶血性貧血だったり、
いろいろな分類ができるようです。


そして酸素は
生命の維持になくてはならないものです。

そんな酸素を全身に運搬しているのが
血液中の赤血球です。

赤血球の主な働きは、
赤血球の中のヘモグロビン(以下Hb)という
赤い色素が肺から酸素を受けとり、
体内の組織に酸素を運搬し、
組織の機能を維持することです。

つまり、
赤血球そのものが少なくなることや、
赤血球の酸素を運ぶ能力の低下が
貧血であり、
貧血の目安のひとつとして
ヘモグロビンの量を測るということですね。




 ■貧血による症状

軽度の貧血(Hbが正常の70%程度)では
必ずしも症状はあらわれません。

一般的には、
顔色が悪く、
まぶたの裏が白くなったり
口の中全体の赤みが減ったりします。

私の場合は、
頭痛がまず起こってきます。

慢性の貧血は、
徐々に進行するため
自覚症状のない場合もあるため、
貧血の疑いがあるのなら、
自分の体調の変化には要注意です。



Hbが正常の60%以下になると、
体内の酸素不足を補うために
多くの血液を送り出さなければならず、
心拍数が増加したり、
少しの運動をしても息が上がったりします。



Hbが正常の40%以下になると、
頭痛や、めまい、耳鳴り、集中力の低下、
不眠といった症状が出てきます。

また、身体のすみずみまで酸素が行き渡らないため、
疲れやすくなったり
手や足が冷えたりします。



さらにHbが正常の30%以下になると、
食欲がなくなる、
吐き気やむかつきなどの症状があらわれます。

ただし、ここにあげた貧血の程度と症状は
あくまでも目安であり、
年齢や性別、貧血の原因や
健康状態などにより個人差があります。



 ■貧血の原因は?


 ・鉄分の不足

偏った食事や無理なダイエットによって
鉄分が不足し、
貧血になりやすくなります。

またコーヒーやお茶などに含まれる、
カフェインの作用によって、
鉄分の吸収が阻害されて
貧血にいたることもあります。


 ・造血機能の低下

骨髄に病気があると、
造血機能が低下し赤血球の数が不足し、
貧血が起こります。


 ・体内での出血

胃・十二指腸潰瘍、
出血性胃炎、胃がん、
大腸がんを原因とする消化管からの出血、
子宮筋腫からの出血によって
貧血になることがあります。

また女性では月経によっても
貧血となることがあります。


 ・運動性貧血

強度の高いトレーニングを続けていると
貧血を起こしやすくなります。

原因として筋肉での鉄需要の増加、
発汗による鉄分の喪失、
足底部にかかる強い衝撃による
赤血球の破壊などがあげられます。

運動習慣のない人が
急に激しい運動をした時や、
陸上の長距離選手がトレーニングを続けていて、
この状態になることがあります。

また、
バスケットボールやバレーボールの練習などでも、
着地の衝撃によって赤血球が壊れ
貧血になることがあるそうです。



 ■貧血が及ぼす影響


貧血は全身持久力への影響や
心臓への負担が大きいといわれています。

貧血気味の運動選手が
貧血の治療をすると、
競技成績が非常に改善したという例もあるように、
全身持久力や心臓への負荷に対して
大きな影響があります。

さらに、貧血が重度の場合、
心臓への負担が大きい状態が続き、
心不全の危険が高くなり、
運動中の突然死の原因ともなりえます。

たとえ検査データが基準値範囲内にあっても、
前年の自分のデータと比べて
急激にHb値が下がっている場合は、
原因となるような病気が潜んでいる可能性が
十分考えられるので、
検査結果が基準値内であっても
油断は禁物です。

前年との比較で違いを感じたときは、
再度、血液検査を受けるとともに、
必要に応じて精密検査を受けましょう。

また貧血の症状があるときは、
無理をせず運動は軽めに抑えておきましょう。

逆に貧血の症状がないときは、
過度の運動となりすぎないよう注意しながら、
適度に運動し、内臓機能を回復させて
鉄分の吸収を高め、赤血球の生産を活発にして
貧血の予防効果を高めましょう!!


 ■貧血予防のポイント

何度も触れていることですが、
適度な運動は
内臓機能を回復させて鉄分の吸収を高め、
赤血球の生産を活発にする作用があり
貧血の予防になるそうです。

上記の前提を踏まえて、
貧血予防のポイントとしては
以下のことがあげられます。

一日三食、
しっかりとバランスの良い食事を摂り、
鉄分を多く含む食品と
吸収効率を高めるビタミン類を
積極的に摂りましょう。

早寝早起を心がけ
睡眠時間を十分とり、
規則正しい生活を心がけましょう。

貧血が心配な方は、
コーヒーやお茶など
カフェインを含む飲料などは控えめにしたり、
鉄分を含む食品を多めに摂りましょう!







 ■まとめ

いかがでしたか?

運動そのものは健康維持のために
とても有効な手段だと考えていましたが、
過度な運動は、
健康維持どころかまったく逆効果を発揮する
ということもあるんだと分かりました。


貧血という自覚は無くとも、
何かしら体からのサインは、
身体症状として現れていることがあるので、
日ごろから体調の変化や、
気分の変化には気を配るようにしてみましょう。

私自身は、
すでにヘモグロビンの数値が基準値よりも低く、
自覚症状としては、
頭痛や眠気などがあります。

しかしいつも症状が出ているわけではないので、
症状の対時は、
少しずつ運動して貧血の予防に努めようと思います。

今回、運動と貧血の関係について調べてから、
少しずつ運動の機会は増えています。

そういえば、
頭痛や眠気を感じることが減ってきている気がします。

ということは、
運動を行うことで徐々に貧血の予防効果が
出てきているのかもしれないですね!


自分の体のことは
自分でしっかり管理し、
必要であれば血液検査も受けてみましょう!

そうすれば、
食事療法も効果が高まりますし、
貧血対策も継続しやすくなると思いますし、
運動効果も高まってくるかと思いますよ!


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コメント 2

ピストン

こんにちは。おっしゃる通り、適度な運動も大切ですね。

by ピストン (2019-07-14 01:10) 

wajifudou0123

ピストンさん、コメント&niceをありがとうございます。
何事もほどほどがいいのかもしれません。
健康に良いからといって、取り組みすぎるのも考え物ですからね。
by wajifudou0123 (2019-07-17 22:03) 

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