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納豆と脳の関係④ 納豆のサポニンが血管の若返りに役立つ [納豆について掘り下げる 納豆菌最強伝説]

納豆と脳の関係④ 納豆のサポニンが血管の若返りに役立つ

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これまでは、
納豆の栄養の中でもレシチン、
特に大豆レシチンを中心に
掘り下げてきました。

けれど、納豆や大豆には、
まだまだ重要かつ特色のある栄養が
ありました。

それはサポニンです。

レシチン同様、
あまり聞きなれない栄養ですが、
人間にとってはとても重要な栄養です。

今回は、
普段はあまり耳にすることの少ない、
サポニンに着目して
掘り下げてみたいと思います。


 ■サポニンって何?

 ■サポニンの効果は?

 ■サポニンの摂取目安

 ■サポニンには毒性と副作用









 ■サポニンって何?

「サポニン」は、
もともと大豆などに含まれる成分で、
「サポ」は「泡」とか
「泡のたつもの」という意味で、
水を加えると発泡する性質があります。

だから大豆を洗ったり、
煮たりすると泡が出るのは、
サポニンの性質によるもののためです。

サポニンは、植物の根、葉、茎などに
多く含まれていますが、
特にマメ科の植物は
その含有量が多いことが確認されています。

サポニンには苦味や渋みがあり、
コーヒーや抹茶の苦味が代表的です。

サポニンの様々な効果は
植物の種類によって異なり、
健康づくりやダイエットへの効果が
期待できます。

大豆を食べると腸内でも
サポニンがその特性を発揮して、
宿便を解消し、
便通をよくして腸をきれいにしてくれます。

また、大腸がんをはじめ、
動脈硬化や狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの
生活習慣病の予防においても、
役に立っているとみられています。


 ■サポニンの効果は?

1.抗酸化作用

血液中の脂肪やコレステロールが
活性酸素によって酸化されると、
LDL(悪玉コレステロール)となって、
血管内に脂肪が蓄積されてしまいます。

大豆サポニンには抗酸化作用があるため、
活性酸素を除去して脂肪の酸化を防ぎ
血管内の脂肪の蓄積を予防してくれます。

LDLコレステロールの蓄積を
抑えることによって、
動脈硬化を予防し、
心筋梗塞や脳梗塞などの
予防にも役立ちます。

2.免疫力向上

サポニンには免疫機能を司る
リンパ球の1種として知られる、
ナチュラルキラー細胞を活性化し、
ウイルスや細菌から体を守ります。

サポニンは免疫力を
向上させる働きがあるので、
インフルエンザや風邪などの
予防にも役立ちます。

3.肥満予防

腸で吸収されたブドウ糖が
脂肪酸と結びつくのを防ぎ、
余分な脂肪の蓄積を抑制します。

脂肪の蓄積が予防できるので
肥満予防になります。

大豆サポニンには
アディポネクチンの分泌を
促進する働きがあります。

アディポネクチンは
脂肪細胞から分泌される物質で、
動脈硬化や糖尿病を
予防する働きがあります。

またアディポネクチンには
脂肪の燃焼を促進する働きもあり
ダイエット効果も期待できます。

4.血流改善

高麗人参などに含まれるサポニンには、
血栓が血液中にできにくくします。

また毛細血管の血流を
改善する働き期待できます。

血流が良くなることで
冷え症対策にもなります。

5.肝機能の向上

大豆サポニンには
過酸化脂質を抑制する働きがあります。

過酸化脂質は中性脂肪や
コレステロールなどが活性酸素によって
酸化されたものです。

肝臓に脂肪が蓄積した
脂肪肝の状態になると、
肝臓の脂肪が酸化されてしまい、
肝臓は炎症を起こしやすくなり、
肝機能も低下してしまします。



 ■サポニンの摂取目安

サポニンは健康維持や
病気の予防に役立つ成分ですが、
明確な摂取基準は特にないのが
現状です。

大豆・大豆製品は
サポニン以外にもたんぱく質、脂質、
ビタミン、ミネラルも含んでいますが
過剰摂取は栄養素のバランスを
崩してしまいます。

大豆製品からサポニンを補う時は
1日1~2回大豆製品を利用した
おかずで摂取するのが無難でしょう。

納豆なら一日に、
1-2パックといったところでしょうか。

健康食品やサプリメントから補う時は、
1日の摂取量や薬との飲み合わせなど
確認してから摂り入れます。

サプリメント使用時は、
他の常用の薬との飲み合わせも
確認の必要があるので、
かかりつけの医師や薬剤師の方に
相談してから利用した方が安全です。



 ■サポニンには毒性と副作用

サポニンに毒性があるかどうかは、
サポニンの種類によります。

サポニンには、
血液中に含まれる赤血球を覆う膜を
溶かす溶血作用があります。

溶血作用は、
サポニンの界面活性作用によるものです。

この界面活性作用は、
細胞膜を破壊し、赤血球を壊します。

この溶血作用・界面活性作用が
特定のサポニンには強いものがあるのです。

この特定のサポニンを過剰に摂取してしまうと、
溶血作用が強くなってしまい、
吐き気や下痢、
特に消化器系に悪影響をもたらし
危険な状態になってしまうのです。

ここで一番なのは、
サポニンの過剰摂取です。

だからこそ、用法・用量をしっかりと守り、
通常の使用方法を用いれば毒性は心配なく、
健康生活に非常に有効な成分なのです。


サポニンの副作用については、
用法用量をしっかりと守って
過剰摂取等に気をつければ、
殆ど心配する必要はありません。

しかし、前述のような過剰摂取をしてしまうと、
赤血球の膜を溶かしてしまったり、
悪玉コレステロール値を下げるのと同時に
善玉コレステロール値も
下げてしまったりします。

ですので、用法用量を守り、
過剰摂取は絶対にしないことを
強くおすすめします。



サポニンは、
肥満防止や肩こりの解消にも、
役立つことが判明していますが、
最近ではエイズウイルスの増殖を
抑制する効果でも、
注目されています。

納豆に含まれるサポニンは、
健康維持には欠かせない成分といっても
過言ではないかもしれないですね!









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